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投資信託に「売り時」はある? 売却の基礎知識や失敗しないためのポイントを初心者向けに解説

マイナビニュース / 2024年8月19日 12時46分

いきなり全てを売却するのが不安な場合、はじめは一部だけを売却して投資資金を作り、その後は運用状況を確認しながら徐々に切り替えるといいでしょう。
4. 長期的な値上がりが期待できないと判断した時に売却する

投資信託の運用状況や市場の動向を分析し、長期的な値上がりが期待できないと判断した場合、損失を最小限に抑えるために売却することが望ましいでしょう。

投資信託の運用はプロに任せられますが、売買のタイミングは自分で判断しなければなりません。また、長期で保有していれば、投資信託の運用方針が時代や経済状況に合わないものになる可能性もあります。売却のタイミングを判断できるよう、保有する投資信託の特徴や経済に関する知識は最低限身に付けておきたいところです。
5. 現金が必要になった時に売却する

予期せぬ出費や緊急事態が発生した場合、手元の現金が不足することがあります。このような時、投資信託を売却して必要な資金を確保することができます。

タイミングによっては値下がりしていることも考えられますが、今後の上昇が望めそうであれば、必要な分だけ売却して現金に換える方法もあります。
6. 保有資産をリバランスする時に売却する

長期的に複数資産に投資していると、金融商品の価格変動によって保有資産のバランスが崩れてしまうことがあります。そうした場合、投資信託を含む保有資産の一部を売却し、保有資産の比率を再調整する「リバランス」を行うことが必要です。

たとえば、当初は「投資信託60%・個別株式40%」の比率で保有資産を構築していたけれど、投資信託が値上がりして「投資信託70%・個別株式30%」の比率に変わってしまったとします。その場合、投資信託の一部を売却することで保有資産の比率を「60%・40%」に戻すことができます。

バランスが崩れたまま資産を保有し続けると、はじめに想定していたリスクやリターンから乖離したポートフォリオ(どの銘柄にどのくらいの配分で投資するかの組み合わせ)になってしまうこともあります。複数資産を長期投資する場合、保有資産のバランスを定期的に確認するようにしましょう。
■投資信託の売却で失敗しないためのポイント

ここまで、投資信託の売り時をご紹介しましたが、いざ売却する時に失敗しないためにはどのような点に気を付けるべきなのでしょうか。特に大切な4つのポイントをご紹介します。
1.値下がりしてもすぐには売却しない

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