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『マウンテンドクター』夏ドラマ初回注目度1位 女性が高数値、『アンメット』からの流れも影響か

マイナビニュース / 2024年8月22日 11時20分

そんな“ギーク”の難しい役どころを、持ち前の演技力でテンポよく演じる松岡茉優は「刑事モノだけどそこまで考察せずに、だらだら見てもらえたらうれしいです」とインタビューで答えている。プロデューサーの森安彩氏(共同テレビ)は「女性3人がライフワークバランスを大事にしながら事件解決をするコメディードラマを作ったら面白いのでは?」という思いつきがこの企画の始まりだったと語っている。その言葉通り、肩ヒジ張らずに見られるドラマという点も、女性視聴者に評価されている要素かもしれない。

SNSでも「西条さんのキャラが最高です。本人は淡々とやっているから逆に面白い」や、「事件の解決よりも定時に帰りたいことを優先する警察ドラマは今までになくて面白かったです」といった投稿が見られ、視聴者がドラマを楽しんでいることがうかがえる。

●『しょせん他人事ですから』『西園寺さんは家事をしない』漫画原作に注目
注目度ランキング5位のテレビ東京『しょせん他人事ですから』と、8位のTBS『西園寺さんは家事をしない』は、どちらも漫画原作の作品という共通点を持つ夏ドラマ。

『しょせん他人事ですから』は、SNSトラブルやネット炎上などのシリアスな現代問題に焦点を当てたリーガルドラマ。一方で『西園寺さんは家事をしない』は、家事をしない独身女性の西園寺一妃(松本若菜)と、松村北斗演じる年下のシングルファーザーとの偽家族生活を描いたハートフルドラマだ。この2作品はある意味で対照的な作品と言えるだろう。

『しょせん他人事ですから』は特に男性からの評価が高く、男性注目度70.3%で1位にランクイン。主人公の弁護士・保田理(中島健人)が「しょせん他人事」と割り切りながらも問題解決に挑む姿が、多くの男性視聴者をくぎづけにしたようだ。

『西園寺さんは家事をしない』は、コミカルな要素が支持を集め、男女の幅広い層に受け入れられていることが分かる。世帯視聴率でも3位にランクインするなど、今クールの夏ドラマの中で高評価の作品となっている。SNS投稿では西園寺と楠見の関係性や、それぞれが抱える問題に共感する声が多く見られた。

漫画を原作とする、対照的な両作品。今後の視聴質の推移に注目していきたい。
○高い視聴率をキープする『ブラックペアン シーズン2』

初回放送から2カ月余りが過ぎて、各番組ともストーリーは佳境に入っている。初回放送以降、視聴傾向に変化はあったのか。REVISIOの「週間テレビ番組ランキング」で度々トップ10にランクインしている3番組の7月最終週放送回の視聴データを確認してみよう。

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