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工藤寛顕のいいものブックマーク 第7回 その紫、恥じらう乙女の如し(ACTIVO P1 + qdc SUPERIOR Rondo Purple)

マイナビニュース / 2024年8月25日 23時0分

冒頭で「1万円台って他にも人気の機種めっちゃあるしなー」なんて書きましたが、今やこの価格帯の定番として名前が上がる筆頭格といっても過言ではないでしょう。しかし今、最も話題にすべきところは……やはりこの、新色「Rondo Purple」の鮮やかなパープル!!

深みのあるパープルのフェイスプレートはミラーパネルを採用しており、角度によってグラデーションのようにさまざまな表情に変化します。その美しいカラーを生かし、「アイドルマスターシンデレラガールズ」の神谷奈緒さんをアンバサダーに起用するというアイデアにもうなずけます。

実際、パープルのイヤホンって結構珍しいんですよね。イヤホンといえばまずブラックやシルバー、カラバリを出してもレッドやブルーというのがほとんど。なので、純粋に紫好きな方々にも刺さるバリエーションだと思います。限定生産モデルなのが惜しいくらい。

また、今回はあくまでアンバサダーとしてのコラボレーションということで、イヤホン本体に追加のデザインがない(=価格も据え置き)ことも幅広い方々に勧めやすいポイントかと思います。もっとも、プロデューサーとしては少々残念かもしれませんが……。

イヤホンとしては、10mm径のダイナミックドライバーを1基搭載するシンプルな構成。いわゆるIEM(イン・イヤー・モニター)で、耳の上にケーブルをかけるように装着するイヤホンです。ステージ上でアーティストが着けているイヤホンをイメージしていただくとわかりやすいかも。

ユニバーサルタイプ(共通の形状)のIEMですが、そこは装着感に定評のあるIEMブランド・qdc製品なだけあり、ピタリと密閉感のあるフィッティングを実現しています。こうしたIEM型のイヤホンは徐々に浸透してきているとはいえ、オーディオに関心がない層にはまだまだ知られていないでしょうから、試したことがない方はこの装着感だけでも体感する価値があるかもしれません。

また、イヤホンのケーブルを交換する「リケーブル」にも対応しています。qdc製品は基本的に独自規格の端子を採用していますが、SUPERIORに関してはカスタムIEM用2pinという汎用性の高い端子を採用しているのもポイント。リケーブルを試してみたい! という方にもピッタリの仕様となっています。後述するバランス接続に対応したケーブルも選びやすいでしょう。

○手軽ながら侮れない組み合わせの真価は?

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