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北の大地をひた走る! 北海道マラソンで試したWATCH GT 4の良かった点・気になった点

マイナビニュース / 2024年8月27日 10時40分

三河氏は3時間50分強で北海道マラソンを完走。今回のフルマラソンは“ほぼ想定通りのペース”で走破できたそう。速さはおおむね1キロを5分半、途中汗が出なくなる脱水に近い状態となったため、給水を意識的に確保していったとのこと。心拍数は前半が160前後、後半が150台で、スマートウォッチの心拍数表示やケイデンス(1分あたりの足の回転数)などを見ながら速度を調整していったといいます。

○フルマラソンで使ったWATCH GT 4、よかった点と気になった点

さて、ファーウェイが展開するスマートウォッチの中でもビジネス向けに分けられるGT 4(製品詳細はニュース記事やレビュー記事をご参照)は、デザインに注力しつつゴルフやランニング機能、睡眠計測など健康管理も充実させた製品。フルマラソンにおけるのGT 4の使用感は実際どうだったのでしょうか。

三河氏によると、まず良かったポイントは「画面の文字が見やすい」「心拍数状況の通知」「GPSの取得が早い」「価格が安い」といった点。

今回試したのは46mmモデル・1.43インチ(466×466ドット)画面を搭載したグリーンバンドで、ランニング中は特に心拍数が大きく表示されチラッと目を向けるだけでも見やすかったといいます。心拍数に関しては通知機能もあり、同社のランニングでは取得した心拍数に応じて「ウォームアップ」「脂肪燃焼」「有酸素」「無酸素」など、心拍数の高さで運動状態を区分しますが、自分では気づかなかった序盤のタイミングで無酸素となった通知が出たことがよかったとのこと。この状態が続くと疲労が高まるため、数字を基にややペースを落とせたといいます。

GPS信号の取得は、特に普段とは違う場所では相当時間がかかることもしばしばありますが、今回は屋外にて約4秒ほどで取得できました(GT 4の衛星測位はデュアルバンド5衛星測位システムに対応し、GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSSをサポート)。また価格は直販36,080円で、ランニングに特化した他社製ウォッチと比べると割安感があります。

バッテリーの持ちも良好。残量91%からレースをスタートしたところ、レース後は75%残で余裕がある状態でした(約16%の消費)。このほかアプリの機能になりますが、走ったルートを後からアニメーションで振り返れる機能が楽しめました。

一方で気になったポイントは「手首を上げた後に高輝度になるまで時間がかかる」「位置情報が若干ずれる」「やや大きい&重たい」といった点。ランニング中は通常、画面が暗めに点灯している状態から、“手首を上げると画面の輝度が上がる”状態になりますが、手首を上げてから画面が(日射しの下でも情報が見える)高輝度になるまで若干のタイムラグがあり、この時間差が1秒を争うフルマラソン中は気になったといいます。

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