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20代から高めておきたい投資・資産運用の目利き力 第116回 Z世代がDX人材になるための自己投資とリスキリング

マイナビニュース / 2024年9月13日 9時0分

入社して間もないうちは、ビジネス力も胆力も政治力も若手は不足しています。さまざまな不条理を経験することもあるわけですが、それらを受け入れ乗り越えることで、会社の将来を支える若手を育成できると信じています。

上野氏:社内外での研修のほかに、金融IT協会という団体で金融機関におけるIT・デジタル活用に必要な知識を問う「金融IT検定」をスタートさせる準備をしており、岸がデジタル人材育成委員長として参加しています。検定の問題などのコンテンツは生成AIも使いながら弊社の社員も一部つくっています。私は現在28歳なのですが、20代のうちにこれほどの経験ができるとは思っておらず、本当に良い機会をいただけていると思います。
○1日でDXビジネス発想が習得できる3つのグループワーク

――良い意味で刺激的な20代を過ごせますね。きっと人生の糧になると思います。岸さんや上野さんが講師をされている「DXビジネス発想研修」では、どのようなカリキュラムがあるのでしょうか?

上野氏:ビジネスを考えるステップを学び、ビジネス目線で提案できるようになることをゴールに設定しています。DXとはどういったものなのかを学び、DX関連用語やビジネスモデルの変革事例を調べ、グループワーク形式で新しいビジネスモデルを考えていただきます。短時間(1時間半程度)で新ビジネスを考え、その場で発表するというワークもあります。
○【DXビジネス発想研修のカリキュラム】
(1)DXの定義

DXで使われる用語について深く理解する研修を行う。
(2)デジタル時代のビジネスモデル

デジタル時代に使われる4つのビジネスモデルと、それに使われるビジネス用語について理解する。
(3)ビジネス用語の理解と発想

デジタル時代によく使われるビジネスの用語(プラットフォーム、ネットワーク効果、シェアリングなど)を理解し、それを使ってビジネス発想をできるようにする。
(4)3ステップでビジネスを発想

ビジネスを短期間で発想するための3つのステップを学び、顧客価値の高いビジネスを発想するプロセスを学ぶ。

通常は(3)と(4)を1つのグループワークとして、(1)、(2)、(3・4)の3つのグループワークを1日で実施。

――実際に受講した方からは、どのような感想がありますか?

上野氏:「なにがわかっていなかったのか、がわかった」という声をいただいております。「DXという言葉を何気なく使っていた」という方も、ご自分でDXの定義などを言語化できるようになり、気づきのある場になっているのであれば私としてもとても嬉しいです。

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