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20代から高めておきたい投資・資産運用の目利き力 第116回 Z世代がDX人材になるための自己投資とリスキリング

マイナビニュース / 2024年9月13日 9時0分

受講されているのは30~50代の方が多いのですが、中にはベンダーで働くベテランの方もいらっしゃいました。経験豊富で企画もされている方です。そんな方が、初心に立ち返って学ばれている印象を受け、私としても身が引き締まります。

受講した方々から特に好評なのが、3つのグループワークです。「DX用語を調べて共有し合うグループワーク」「成功事例を調べて発表し、岸からフィードバックを受けるグループワーク」「新しいビジネスモデルをその場で考えて発表するグループワーク」を行っています。新しいビジネスを発想するコツがわかると好評で、座学だけではない研修なので、最後まで楽しんでいただけますし、業務にも活かしていただけると思います。

岸氏:Vitalityは2016年から着手したのですが、ビジネス発想力がなく苦労した経験があります。その苦労話も研修ではどんどんシェアしており、より実践的な研修になっていると思います。
○AI時代も「書くスキル」は確実に武器になる

――岸さんはたくさんの本を出版され、さまざまなメディアにも寄稿されていますが、「AIに奪われる仕事」としてライター業・文筆業はよく挙げられると思います。私も書く仕事が多いわけですが、「AIを使っちゃえば良い」という発想です。岸さんはどう捉えていらっしゃいますか?

岸氏:1年くらい本気でAIを学び、リスキリングに取り組めば年収は確実に上がると思います。AIだけでなく、データ分析やマーケティング、ビジネスも学ぶ必要がありますが、それらも含めてリスキリングです。「リスキリング」というと、AIのような最先端技術を学ぶことだと捉えてしまうかもしれませんが、AIを含めた幅広い知識や技術を学ぶことが重要です。

例えば本を出版するにしても、今は必ずしも出版社を介する必要はありません。本を出版し、講演会や研修ビジネスを行い、そこからコンサルティングサービスを提供するとします。これまでは、出版社に企画を持ち込んでプレゼンをしたり、広告を使って集客をする必要があったわけですが、今ならAIを使ってnoteに記事を書いて有料コンテンツにするなど、DtoCで直接的にアプローチすることもできるわけです。自分の力だけで一冊の本を書くのは大変な労力ですが、AIを活用すれば膨大な原稿も早ければ数日で書けてしまう。もちろん、地道な編集が不可欠ですからAIだけで完結はできないのですが、それでもAIを活用することでさまざまな可能性が広がります。

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