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20代から高めておきたい投資・資産運用の目利き力 第116回 Z世代がDX人材になるための自己投資とリスキリング

マイナビニュース / 2024年9月13日 9時0分

書くスキルを身につけることは、AI時代であっても確実に武器になるので、上野さんのような若手にもぜひ書いてほしいですね。「若手社員からみる、ベテラン社員の悩み」とか、「Z世代を成長させるためのコツ」とかね。

――ぜひ読んでみたいですね。Z世代のマネジメントに悩んでいる経営層も多いので、ニーズがあると思います。私は名刺を廃止してしまったので、本連載のような連載リストを「成長する名刺」と呼んで名刺代わりにお送りしています。中には過去の記事を読んで連絡をくださる方もいらっしゃいますし、講演依頼やコンサル相談につながることもあります。岸さんの仰るとおり、書くことは確実に武器になります。動画が主流になっても、企画やシナリオはやはり文字ですから。
○「世界のホットトピックに触れ、ビジネスに活かせる人材になりたい」

――上野さんは新卒で入社されたわけですが、5年後10年後にどのような人材になりたいですか?

上野氏:世界のホットトピックに触れ、ビジネスに落とし込んで実際に活かせる人材になりたいですね。専門職ではあるのですが、仕事の一部ではなく全体を、成果がみえる仕事をしたいと思っています。

現在、協業先の企業様へのDX研修も担当させていただいているのですが、コロナ禍の入社でしたので当時は自宅でのリモートワークが多く、今のように研修で登壇する自分の姿は全く想像もしていませんでした。岸さんからお話をいただいたときも、人前に立ってちゃんと話せるのかとても不安でしたし、実際に研修をしてみて自分に足りないスキルがたくさんあると痛感しました。しかし、その分成長を感じることもできました。これまでとは違う世界をみせていただけたと思います。

専門分野を極めていきたいという思いもあるのですが、教科書だけではわからないことがたくさんあります。ビジネスの現場でしか得られない学びがたくさんあるとますます感じており、他部門との円滑なコミュニケーションが取れる越境スキル、課題発見スキル、ビジネススキルも必要だと思っています。「これは自分に任せて」と胸を張って言えるような人材になりたいですし、さまざまな体験を通じて会社に貢献できるようになりたいと思います。

岸氏:上野さんが所属している部門は、社内でビジネスを支えることが本来の役割なのですが、今は営業的な観点も求められています。そのためには越境することが欠かせません。ネットワーキングや広報、執筆、講演やイベント登壇、ミートアップなどの活動は、意図しないと経験できないことです。保険業界は、これまでは商品や営業が主役でしたが、今後はますますデジタル・データが主役になっていきます。私が入社した当時は想像もできなかった世界が、今まさに現実になっている。時代の変化を生に感じてきたのが私のような世代なので、私の経験を次世代にしっかりとつないでいきたいと思います。若い世代が成長できる機会を、どんどん提供したいですね。

中島宏明 なかじまひろあき 1986年、埼玉県生まれ。2012年より、大手人材会社のアウトソーシングプロジェクトに参加。プロジェクトが軌道に乗ったことから2014年に独立し、その後は主にフリーランスとして活動中。2014年、一時インドネシア・バリ島へ移住し、その前後から仮想通貨投資、不動産投資、事業投資を始める。現在は、複数の企業で経営戦略チームの一員を務めるほか、バリ島ではアパート開発と運営を行っている。監修を担当した書籍『THE NEW MONEY 暗号通貨が世界を変える』が発売中。 この著者の記事一覧はこちら
(中島宏明)



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