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オレオやリッツを作っている「モンデリーズ・ジャパン」ってどんな会社? 碇社長に聞くブランド戦略と社風

マイナビニュース / 2024年9月5日 15時25分

画像提供:マイナビニュース

○「オレオ」「リッツ」「クロレッツ」を持つモンデリーズ

モンデリーズ・ジャパンは、ビスケットとガムを2本柱として事業を展開している企業だ。日本国内では「オレオ」「リッツ」「プレミアム」「クロレッツ」「リカルデント」「ホールズ」という6つのブランドを展開している。

日本市場では、クラッカー市場において「リッツ」がNo.1、「オレオ」がサンドイッチビスケットにおいて主たるブランドのひとつ、ガム市場ではNo.2という位置づけにある。海外を見るとより多くのブランドを持つが、各国の特徴に合わせてグローバルの知見やリソースを落とし込むことで、高いブランド価値を維持・実現している会社といえるだろう。「オレオ」や「リッツ」といった世界的に有名なお菓子を扱っているモンデリーズ・ジャパン。代表取締役社長として同社を率いているのは、まだ41歳という若さの碇祐輔氏だ。モンデリーズ・ジャパンのブランド戦略と社風を碇氏に直接お聞きしてみよう。

2022年11月、30代という若さでそんなモンデリーズ・ジャパンの代表取締役社長に就任したのが、碇祐輔氏。モンデリーズ・ジャパンの商品と魅力、そして同社の社風について伺ってみた。
○30代で代表取締役社長に就任した碇祐輔氏

碇祐輔氏は、食品業界においてさまざまなマネジメントを経験したのち、2019年にカテゴリープランニング&アクティベーション本部長としてモンデリーズ・ジャパンに入社した。モンデリーズ・ジャパンに転職した理由を、同氏は次のように話す。

「ひとつ目は、グローバルスケールを活かしながら、日本の消費者のために取り組もうとしている姿勢に共感が持てたことにあります。ふたつ目は、当時の経営陣と面接する中でオープンでフラットな社風を感じ、自分の考えや提案を活かすことができると思ったことです。三つ目はどちらかというとキャリア軸ですが、日本の経営メンバーの一人という形での入社だったので。より広範囲なビジネスに影響を与えることができると考えました」

こうしてモンデリーズ・ジャパンで働くことになった碇氏は、営業部門全体を統括するようになり、前社長の福本千秋氏とともに日本での事業の牽引をしてきた。そして2022年、弱冠39歳で代表取締役社長という重責を担うことになる。

「前任の社長が退職されるというタイミングで私に打診が来ましたが、いま振り返ると、やはり驚きだったというのが率直な感想です。一方で日本のチームと一緒に今後の未来を描く機会になると思ったので、嬉しい気持ちにもなりました。同時に、実績や経験をもとに私にアサインしていただけたので、同じような志を持つメンバーのために、今後に向けたキャリアの道を作っておきたいという思いもありました」
○グローバルメリットを活かしつつ地域に落とし込むブランド戦略

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