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“見つめる女”好演に反響、16歳当時の芝居を見た斎藤工が涙…注目の俳優・桃果に迫る

マイナビニュース / 2024年8月31日 10時0分

――山田さんは、普段からこれからの映画界についてのお話をされているんですね。

常に何かを変えたいというか、意味があることをしていきたいとお話されています。『マンガ家、堀マモル』も、『唄う六人の女』と同じ伊藤主税プロデューサーが関わっていて、よく知っている方々との現場だったので、安心して撮影に臨めました。

○常に自分と向き合い、ポジティブに「変えていくこと」を考える

――演じた春ちゃんへはどんな印象を持ちましたか?

共感できる部分が多かったです。春ちゃんはもともと明るくて、ちょっとうじうじしているマモルを引っ張っていくようなキャラクターです。一見、強いし、しっかりしていますが、いろんな思いもあって、強がっている部分もあって、本音を言えないところもある。そういった一つひとつ、お母さんに本音を言うところなど、春ちゃんの気持ちがよく分かりました。

――お母さんとのシーンは、観ているこちらもつらかったです。

あのシーンは一番きつかったです。お母さんだからこそというか、お母さんの前でだけは、子どもになってポロっと出ちゃう。そこまでつらくはないくらいの顔をしなくちゃと思いながらも。心配させて相手が悲しくなってしまうなら、自分が悲しさを抱えたままのほうがいいと思ってるんですよね。相手が悲しむのは一番イヤだから。でも人間だから、お母さんの前では少し出ちゃう。あそこが一番共感できました。

――本作ではマモルが自分と向き合っていきます。桃果さんは本音を隠しがちとのことですが、何かうまくいかないことがあって、自分自身とじっくり向き合うといったことは。

常にそうです。向き合わなきゃいけない状況になることも多いですが、それを周りのせいにするのではなく、自分をどう変えていったらいいのか。自分を責めるのではなくて、ただ自分の中になにかしらうまくいかない原因もあると思うから、ポジティブに「変えていくこと」を考えたりします。人間関係も、仕事も、常に自分と向き合うように心掛けています。

●桃果の芝居を見た斎藤工が涙「絶対に天職だから…」
○16歳のときに斎藤工からかけてもらった言葉

――マモルには、担当編集者さんをはじめとする周囲の支えもあります。仕事で頑張っているときにかけてもらった言葉で、心に残っていることなどはありますか?

私は本当に周りの方に恵まれていて、常に周りの人に助けてもらっているので、たくさんあります。そこからひとつ挙げるなら。16歳のときに、『最上の命医2017』(テレビ東京系)というドラマで、14歳で妊娠してしまう役を演じました。そのとき、主演だった斎藤工さんが、私のお芝居を見て泣いてくださったんです。「絶対に天職だから、この先も続けていってほしい。絶対、桃果は大丈夫だから」と言ってくださったんです。

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