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ヒョンデの電気自動車って実際どうなの? 「コナ Nライン」に乗ってみた

マイナビニュース / 2024年9月5日 11時30分

また、クルマのオンライン購入を検討しているユーザーをサポートするため、名古屋、福岡、沖縄に都市型ショールーム「Hyundaiシティストア」を展開。多用なライフスタイルを提供する他企業とコラボしたショールーム「Hyundaiモビリティラウンジ」も東京、京都、富山に設けている。

そのほか、一部のスーパーオートバックスの店舗や自動車整備工場など全国約60カ所に協力整備拠点を設けており、ヒョンデのクルマの試乗や購入相談、納車などもできるように販売体制を整えている。クルマを購入したあとでも、日常的なメンテナンスは心配不要とのことだった。

輸入車である以上、整備や修理時にパーツ類が必要になった際には取り寄せなければならない。そうなった場合、すぐに準備してもらえるのだろうか。その点について担当者は、「韓国からであれば1日足らずで届くため、遅くとも数日以内に準備できます。何週間もお待たせすることは、まずありえません」と話す。

アフターサービス体制の充実ぶりも、クルマのことを熟知した老舗メーカーならではと言えるかもしれない。全国に数十カ所の販売店、正規ディーラーを置いて営業マンや整備士を配置するよりも、オンライン販売に限定することで、圧倒的にコストを抑えられるようになる。日本市場でシェアを広げていくためにオンライン販売に絞った戦略は今後、吉とでるかもしれない。

間違いなくクルマの出来はいい。SUVのEVの購入を検討しているのであれば、一度はコナに乗ってみることをおすすめする。走りや充実した装備に満足するはずだ。デザインの好みは分かれそうだが、コナ Nラインが起爆剤となって日本市場を席巻する可能性も否定できない。それくらいよくできた1台だった。今後もヒョンデの動向に注目していきたい。

室井大和 むろいやまと 1982年栃木県生まれ。陸上自衛隊退官後に出版社の記者、編集者を務める。クルマ好きが高じて指定自動車教習所指導員として約10年間、クルマとバイクの実技指導を経験。その後、ライターとして独立。自動車メーカーのテキスト監修、バイクメーカーのSNS運用などを手掛ける。 この著者の記事一覧はこちら
(室井大和)



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