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"会員数日本一のジム"になった「チョコザップ」が仕掛ける新たな戦略とは?

マイナビニュース / 2024年10月2日 10時30分

画像提供:マイナビニュース

フィットネス業界にすい星のごとく現れ、瞬く間に注目を集めた「chocoZAP(チョコザップ)」。事業開始からわずか1年で1000店舗展開を達成し、今では会員数127万人、店舗数1597店(ともに2024年8月時点)を誇る「日本一のジム」にまで急成長した。

今年7月にはSOMPOホールディングスとの資本業務提携も発表。300億円という巨額の出資も得て、さらなるサービスの展開・拡充を目指すということだが、この快進撃は一体どこまで続くのか。RIZAP(ライザップ)グループの代表取締役社長の瀬戸健氏のもとを訪問し、今後の目標や事業戦略について話をうかがった。
○RIZAPとSOMPOが資本業務提携するに至ったワケ

――SOMPOとの資本業務提携を発表して話題になりましたが、これにはどのような背景があったのでしょうか?

実は、SOMPOホールディングスさんとは2018年頃からライザップとして業務提携を行っていました。ライザップのボディメイクや健康増進のノウハウを、高齢者の認知機能低下防止に役立てようという狙いですね。「SOMPOケア」(SOMPOの介護サービス)の方に導入する予定だったのですが、コロナ禍で中断せざるを得なくなってしまったという経緯がありました。

――当時は医療施設や介護施設の出入りは特に制限されていましたからね。

そうなんです。だけど、SOMPOさんにはやっぱり生命保険のかたち、損害保険のかたち、そして介護のかたちを再定義したいという思いがあって――。例えば契約者に何か問題が起きて初めて保証したり、ケアしたりするのでなく、元気なうちから健康を維持できるようなサービスを提供したいと考えていたんです。

そこでSOMPOの契約者のみなさんにチョコザップのサービスを提供し、フィットネスやカラオケを楽しんでもらうことで、健康的で前向きな生活を送っていただきたい。そのような思いが一致して今回の資本業務提携に至りました。

チョコザップは「体組成計」や「ヘルスウォッチ」を通して利用者の行動を見える化し、体の情報もデータ化できるので、物理的な制約を超えたデジタル的つながりも提供できると考えています。
○サービス拡充によって「ジムの概念も変えていきたい」

――チョコザップでは、フィットネス以外にどんなサービスを展開しているんですか?

私たちはすべてのフィットネス初心者のみなさんにサービスを提供したいと考えています。それと同時に、フィットネスだけでなく、もっと広い意味で「健康」に関わるさまざまなサービスの展開を目指しています。

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