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睡眠の質を下げる「カサカサ」をケアするルーティーンとは? - クラシエが提案

マイナビニュース / 2024年9月3日 14時47分

画像提供:マイナビニュース

クラシエは9月3日、「睡眠に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2024年7月27日~7月28日、35歳~54歳の女性400人を対象にインターネットで行われた。
○眠りの質を下げる「カサカサ睡眠」とは

寝具だけでなく、サプリや食品、アプリなど睡眠に関連する市場は年々伸長しており、「レム睡眠」や「ノンレム睡眠」、「快眠」、「熟眠」、「睡眠負債」などの睡眠の質に関するワードが話題になることも多いことから、睡眠に対する関心度は高まっていることが伺える。しかし、本調査では、7割以上の人が未だに睡眠不足を実感。さらに、約8割の人が「良い睡眠を取るための知識を持っていない」と回答し、「情報が多すぎて何をしたら良いか分からない」という理由も挙げられ、睡眠対策迷子となっている人が多くいることが判明した。

この結果を受け、同社は、多くの人が知らず知らずのうちに抱えている睡眠の悩みを「カサカサ睡眠」と名付けた。睡眠の質に影響を与える要因として、日中の運動や食生活などが挙げられることは多々あるが、一般的に認知されている要因以外にも陥りやすい課題がある。この、意識されづらい睡眠課題に着目したのが「カサカサ睡眠」。

同社では、眠りとお風呂の専門家・小林麻利子さんとともに、より良い睡眠をとるための新しいルーティーンを提案している。
○様々な外部環境による「肌のカサカサ」

様々な外部環境・生活空間の影響や、生活における各種の刺激などにより、肌状態が悪化して引き起こされるのが「肌のカサカサ」。日本では寝室に複数人で寝る文化があるため、二酸化炭素濃度が高くなったり、高湿度になることで皮脂が出やすくなったりするという。また、布団や肌着との擦れなど、寝ている間に多数の肌摩擦が起こると、肌あれの原因となり、肌のカサカサにつながる。肌がカサカサしないような、素材選びや肌ケアができているかも睡眠の質に関係しているという。

実際、今回の調査でも、3人に1人が「睡眠中の乾燥によるカサカサ悩みを実感している」と回答した。一方で、約8割の人が「ボディケアが睡眠に影響を与えていること」を知らず、満足な睡眠をとるためにしていることに「ボディケア」を挙げる人は1割未満の少数派であるという実態も明らかになった。

ポリエステルの製品は静電気が生じて乾燥肌の原因になりやすいため、小林さんは、パジャマや寝具は綿や麻といった天然素材100%の製品を選ぶことを提案している。眠りが深くなるにつれて、身体は発汗し、深部体温が低下していくため、寝具に求められるのは深い眠りに入る際に多く分泌する汗を外に逃がす機能だという。天然素材は通気性や吸湿性・放湿性が高いといえる。最近はポリエステル製品でも機能性が高いものもあるので、汗を外に逃す機能が高いかをみることも重要だという。

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