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ソフトバンク、LINEMOの利用者動向を発表 - ユーザーのコスト意識が高さが浮き彫りに

マイナビニュース / 2024年9月2日 14時21分

画像提供:マイナビニュース

ソフトバンクは2024年8月22日、オンライン専用ブランド「LINEMO」のユーザーを対象とした利用実態に関する調査結果を発表した。併せて、ユーザーを招いたイベントを開催し、LINEMOユーザーのリアルな声を聞いた。

○ソフトバンクのオンライン専用料金プラン

LINEMOは、2021年3月にLINEモバイルを引き継ぐ形でスタートした、Softbank、ワイモバイルに続く第三のオンライン専用ブランド(eSIM対応)だ。NTTドコモの「ahamo」、KDDIの「povo」に相当するプランと考えていいだろう。LINEモバイルから受け継いだ特徴として、LINE関連の通信がカウントフリーになる「LINEギガフリー」が挙げられる。

サービス開始直後は月間3GBの「ミニプラン」(月額990円)と20GBの「スマホプラン」(月額2,728円)の2つがあったが、7月にプランの見直しが行われ、「ベストプラン」と「ベストプランV」が導入された(ミニプランとスマホプランは受付終了)。

ベストプランは、月間利用データ量が3GBまでの場合は、月額料金が990円。3GBを超えた場合はデータ容量10GB、料金は月額2,090円になる、段階型のプランだ。ベストプランVは、月間利用データ量が20GBまでの場合は、月額料金が2,970円。20GBを超えた場合はデータ容量30GB、料金は月額3,960円になる。また、1回あたり5分以内の通話定額オプションが含まれている。

1,000円を切る低価格やLINE関連のカウントフリーが評価され、J.D.パワー社の調査では、2021年~23年の3年連続で、オンライン専用ブランド/プラン部門で顧客満足度No.1の評価を受けている。また、新プランの発表後、申し込みやSNS上での反応も増加傾向にあるという。
○LINEMOユーザーの実態は?

そんなLINEMOだが、どのようなユーザーが利用しているのか。市場調査会社であるMMD研究所の調査によると、LINEMOの利用ユーザーの過半数が、データの使用量が3GB以下の低利用ユーザーだという。

LINEMOに移行する前に利用していたキャリアについては、他社のオンライン専用ブランドとは明らかな違いが見られた。ahamoやpovoが自社のメインブランドからの移行が大半であるのに対し、LINEMOではソフトバンクからの乗り換えが少なく、楽天モバイルなど、他社からの乗り換えが多いという結果が見られるという。この点からも、LINEMOユーザーは料金の安さに敏感だということができるだろう。

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