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10万円台前半で性能に妥協のないCopilot+ PCを! クアルコム新チップセットの衝撃

マイナビニュース / 2024年9月5日 15時4分

また、クアルコムによる最新のAdreno GPUをチップセットに組み込んだことで、搭載するPCは最大3台までの外部モニター接続にも対応します。

Snapdragon X Plus 8コアのシリーズは、搭載するCPU/GPUの性能が若干異なる2種類のユニットがあります。

X1P-46-100:最大3.4GHz マルチコア動作クロック(4.0GHz シングルコア ブースト周波数)、2.1 TFLOPS GPU、45TOPS NPU
X1P-42-100:最大3.2GHz マルチコア動作クロック(3.4GHz シングルコア ブースト周波数)、1.7 TFLOPS GPU、45TOPS NPU

最初にスタンダードクラスの「X1P-42-100」を搭載するPCやタブレットなどのデバイスが出荷を開始し、上位クラスのチップである「X1P-46-100」が年内をめどに商品化される形になります。
クアルコムのイベントでASUSが新製品を公開

Snapdragon X Plus 8コアを載せた「Copilot+ PC」の商品化は、クアルコムの発表に合わせてベルリンでイベントを開催したASUSとAcerがいち早く実現しています。一部の機種は欧州で9月から購入できるようになりました。ほかにも、近くPCを提供するパートナーとしてDell Technologies、HP、レノボ、サムスンの名前が挙がっています。

アモン氏は「アプリケーションから最大のAIパワーを引き出すと同時に、消費電力は低く抑える。新しいチップはマイクロソフトが今年の6月に国内で一斉に発売したSnapdragon搭載の『Copilot+ PC』の層を厚くする。ラップトップPCの薄型化と軽量化にも寄与するだろう」とメリットを説きます。

クアルコムはベルリン市内のホテルで、Snapdragon X Plus 8コアの性能を披露するベンチマークテストのセッションを実施しました。

会場にはベンチマークテストのリファレンスとして、スタンダードクラスのチップセットである「X1P-42-100」を載せて発売されるASUSのノートPC「ASUS Vivobook S15」が展示されました。発売は9月の予定。ASUSは先んじて、Snapdragon X Eliteを搭載する同型のCopilot+ PCを日本でも6月に発売しています。

ASUSでは、この15.6インチの有機ELタッチスクリーンを載せたクラムシェル型のCopilot+ PCを、欧州では推定価格899ドル(約13万円)で9月に発売します。このほかにも、同じSnapdragon X Plus 8コア/X1P-42-100を搭載する13.3型デタッチャブル2-in-1の「ProArt PZ13」は、9月に日本でも販売を開始する見込みです。

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