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「Galaxy Watch7」レビュー - エナジースコア&睡眠コーチング機能が良い感じ

マイナビニュース / 2024年9月5日 18時35分

実際に使ってみて感じたのは、その日の元気度合いをスコアで確認できるというよりも、前日の生活習慣のうち、何が悪かったのかが可視化されることにメリットがあることだ。これによって、自身の生活習慣について反省するための機会が得られる。

具体的には、エナジースコアのタイルをタップして、詳細画面を開くと、睡眠のデータや運動量/心拍関連のデータなど、スコアに影響のあった項目が表示される。筆者の場合には、入眠のタイミングや睡眠時間が良かった一方で、運動量が少ないことでスコアが下がっていることが分かり、「あぁ、夏は暑いから外にでれないけれど、運動量を増やさないとまずいな」と認識させられた。

「睡眠コーチング」は睡眠パターンを分析して、タイプ別の改善指導をしてくれる機能だ。同機能を利用するには、週末2日間の起床を含んだ7日分の睡眠時の着用が必要になる。条件を満たすことで、「ペンギンタイプ」など動物に例えた睡眠パターンの分類が表示されるのが面白い。筆者は幸い「ライオンタイプ」と表示され、睡眠習慣の矯正は必要ないようだった。

なお、睡眠パターンが分析されると、改善するためのポイントがレコメンドされ、3週間のコーチングを通じて、睡眠の改善状況が可視化されていく。今回のレビューでは日数的に3週間は試せなかったものの、睡眠習慣の改善には効果がありそうだ。

睡眠習慣について自力での改善に悩んでいる人には、Galaxy Watch7は良い選択肢となるだろう。ただし、デバイスに鋭いエッジこそないものの、バックル部には金具もある。もし家族で川の字で寝るような機会がある場合には、安全のために装着位置などに少々気を払った方が良いと思う。
バッテリー管理は1日1回充電する程度

画面の常時表示や、血中酸素レベルの測定、いびきの検出、睡眠中の皮膚温度測定など、オン・オフを任意で切り替えられる項目があり、バッテリー消費量は設定によって変わる。今回のレビューでは、これらの項目をすべてオンにして使っていたので、バッテリー消費は大きい状態での検証だった。

そのうえで、Galaxy Watch7のバッテリー持ちは約1日といったところだった。仕様上の最大連続使用時間は40時間であるが、常時表示をオンにし、生活習慣の改善に注力して使う場合には、1日に1回の充電が必要だと思っておくとよいだろう。

なお、充電スピードはかなり速いので、入浴時や食事の準備をしているタイミングなどで、ちょこちょこと数十分の充電を行うだけで良かったのは快適だった。
うまく使いこなせなかった新機能もあった

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