最新GRXを搭載したグラベルバイク、オルベア「TERRA M20i TEAM」試乗レポート
マイナビニュース / 2024年9月9日 17時10分
今、スポーツバイクを買おうと思っている人なら、誰もが一度は気になるのがグラベルバイクだ。ロードバイクのようなスタイリングに、MTBより少し細いタイヤをセットし、速さと快適性を両立。アドベンチャーライドやツーリングといった競技色の強くない使い道も人気のひとつとなっている。
○オルベア社グラベルのフラッグシップモデル「TERRA M20i TEAM」
今回試乗した「TERRA M20i TEAM」は、オルベア社が手掛けるグラベルバイクのフラッグシップモデルだ。同社はスペイン・バスク地方にある総合完成車メーカーで、モンドラゴングループの傘下にある。
同グループ全体の売り上げは約1兆5800億円(2021年)と大きな規模を誇り、金融、工業、小売り、教育産業において優秀な人材を抱えている。過去にはグループ内から複合素材のスペシャリストを招聘し、カーボンフレームの設計やデザインをさせたこともある。日本ではスペインの中規模メーカー的なイメージがあるが、子ども用自転車から最高級スポーツバイクまで幅広いラインナップを誇る。
さて、最近はロードバイクもワイドタイヤ対応モデルが増え、ちょっとした未舗装路もカバーするようになった。ツール・ド・フランスでもグラベル区間が設定されている日もあるし、問題なく走っている。だが、それはプロの話。当然ながら得意分野ではない。
テラはグラベル専用のジオメトリーとパーツチョイスして、2023年にはフランスの自転車専門誌でグラベルバイク・オブ・ザ・イヤーを受賞したこともある。テラシリーズのフレームはカーボンとアルミがあり、「TERRA M20i TEAM」は軽さと高い剛性を誇る“OMRカーボン”の上位モデルが採用されている。
先日発表された2025年モデルは、機能性に大きく影響を与えるコンポーネントパーツに、シマノがリリースしたばかりの“RX825 GRX Di2”を搭載。これは昨年、発表された機械式変速の“RX820”シリーズの上位モデルで、無線方式の電動変速システムを搭載したグラベル系コンポの最高級モデルである。
グラベル系のライダーは機械式変速を選択する人が多い。トラブル時は機械式の方がなんとか対処できそうだし、転倒や石や岩にぶつける可能性を思えば、コストは安い方がいい。そう考えれば、当然とも言える。だが、価格が同じであれば、電動変速システムのメリットは小さくないどころか、かなり大きなアドバンテージがあるのも事実である。
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