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パナソニックがIFAに完全復活! 日本発売予定のテクニクス新製品を見た

マイナビニュース / 2024年9月7日 15時10分

パームインメンズシェイバーもまた、従来であればスティック形状の本体の先端に装着されるような形でデザインされていたシェイバー部分を独立させることで、部品点数を大幅に削減。特に環境負荷の高いプラスチック素材の使用量は、従来型のシェイバー製品に比べて約40%抑えることに成功しています。

パナソニックではユーザーの環境で役目を果たした洗濯機などの家電製品を回収して、プラスチック素材をリサイクルする取り組みにも力を入れています。IFAの会場には、回収された家電から純度の高いリサイクルポリプロピレン樹脂をつくり、同社の製品などに再度利用するアップサイクリングの取り組みを紹介しています。

ほかにもパナソニックが日本国内では2023年から開始した、検査済み再生品(リファービッシュ製品)を提供する「Panasonic Factory Refresh」の事業についても、家電を再生してサーキュラーエコノミーを推進する取り組みとしてパネル展示等を使って紹介しています。

素材の再生利用、およびリファービッシュ事業の展開についてはパナソニックが厳格な品質管理のもと、自社の工場設備で行う必要があります。IFA 2024のブースではまだそれぞれの日本国内における取り組みを発信する段階に止まっていますが、パナソニックが目指す「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」の両立のために、今後は世界展開に向けた検討も継続的に進められるようです。

IFAの展示を起点に、同社の環境に対する前向きな取り組みが多くの来場者に伝わり、パナソニックの高品位なリファービッシュ製品への関心が高まることも期待しましょう。

著者 : 山本敦 やまもとあつし ジャーナリスト兼ライター。オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。独ベルリンで開催されるエレクトロニクスショー「IFA」を毎年取材してきたことから、特に欧州のスマート家電やIoT関連の最新事情に精通。オーディオ・ビジュアル分野にも造詣が深く、ハイレゾから音楽配信、4KやVODまで幅広くカバー。堪能な英語と仏語を生かし、国内から海外までイベントの取材、開発者へのインタビューを数多くこなす。 この著者の記事一覧はこちら
(山本敦)



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