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中小企業デットファイナンスの新潮流 第25回 私募社債の最新状況

マイナビニュース / 2024年9月13日 8時0分

話は脱線しますが、信用調査をする際に調査対象企業の貸借対照表に「社債」の勘定科目が存在する場合、当該社債が一般債振替制度の取扱対象(詳細は『一般債振替制度よくあるご質問』をご参照ください)であれば、上記手順で情報を得られます。

私募社債を発行したガレージバンク株式会社代表取締役の山本義仁氏は、メリットとして「資金調達の手段が限定的なスタートアップにおいて、その選択肢が広がること」ことを挙げ、「個人の投資家の方に、自社の事業を知ってもらえることも魅力」とコメントしています。

私募社債の最新状況に関する解説は以上です。次回はベンチャーデットファンドについて取り上げます。

→前回連載「東大発ベンチャー現役CFOが教えるデットファイナンス入門」はこちら

千保理 せんぼただし ロンドン日本人学校中学部、東京学芸大学教育学部附属高等学校、東京大学経済学部経済学科を経て、東京大学大学院経済学研究科修士課程企業・市場専攻修了。専門は企業金融(コーポレート・ファイナンス)。生命保険会社のシステム子会社にて勤務した後、東京大学発IT系ベンチャー企業にCFOとして参画し、2022年に独立。未上場企業の融資による資金調達を得意としており、会計ソフトウェア会社やベンチャーキャピタルが主催する起業家向けの財務経理セミナーの講師を務めている。著書(共著)に千保理・滝琢磨・辻岡将基『~事業拡大・設備投資・運転資金の着実な調達~ベンチャー企業が融資を受けるための法務と実務』(第一法規、2019)がある。 この著者の記事一覧はこちら
(千保理)



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