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現金決済「10年以内にやめていると思う」日本人の割合は?

マイナビニュース / 2024年9月11日 14時45分

一方で、「現金」と「クレジット/デビットカード」以外で、10年以内にどんな決済方法を選んでいくことになるかを聞いたところ、3カ国平均で「スマートフォン/デジタルウォレット(45%)」、「QRコード決済(26%)」、「リアルタイム決済(25%)」、「生体認証決済(16%)」、「ウェアラブル決済(10%)」「BNPL(後払い決済)(9%)」、「仮想通貨(5%)」という結果になり、現状と比較すると、デジタル決済の細分化がより一層激しくなっていくことが伺える。中でも「スマートフォン/デジタルウォレット」は現状の36%から45%と9ポイント上昇し、「クレジット/デビットカード」に次いで存在感がさらに増してくることが予想される。また、3カ国平均で「生体認証決済」が4%から16%へ上昇しているのに対し、日本は現状の1%から2%と変化はほぼ見られないという結果になった。

○デジタル決済では、3カ国平均で71%の人がオンラインでの購入体験に不満

「令和4年度電子商取引に関する市場調査」によると、2022年の世界のEC化率は約20%(19.3%)となっており、キャッシュレス化が進むにつれて今後世界のEC化率は拡大すると予測されている。3カ国平均で94%が「オンライン上で買い物をする」と回答した中で、71%の人がオンラインでの購入体験に不満を持っていることが判明した。ただ、日本の不満率は55%と、オーストラリア81%、シンガポール78%と比較するとどちらも約25ポイント前後も差があることから、不満が低めであることがわかる。

不満の理由として一番多かったのが、「購入前にアカウント作成が必要(42%)」、「配送コストが分かりにくい(32%)」、「決済情報の手動入力(26%)」、「希望の決済手段がない(17%)」、「現地通貨で表示されていない(16%)」と続き、ECでの購入において、決済前にかかる手間の多さが不満となっていることが明らかになっている。

○不正利用への警戒心、日本は3カ国では最下位

3カ国平均として79%が「オンラインで商品やサービスを購入する際に抵抗を感じることがある」と回答しており、抵抗を感じる理由としては、「オンラインで購入前に実物を見たいから(46%)」、「不正利用が心配だから(40%)」、「返品/返金対応が難しいから(32%)」、「個人情報の安全性が信頼できないから(29%)」という結果となった。

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