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賃貸でもこだわりたい! 最上級の断熱仕様を施したマンションを見てきた

マイナビニュース / 2024年9月11日 14時30分

○流行のサービスルームも備えた2LDK(2SLDK)

続いて2LDKの402号室を見る。家具が何もなかった401号室に対し(賃貸物件の内見では普通は何も置かれていない)、402号室には家具のほか、キッチンやバスルームに調度品が置かれていて、見学者が生活感をイメージできるようになっている。照明はダウンライトやペンダントライトを雰囲気のある暖色系で灯していた。ダイニングテーブルには4人分の席が用意されている。

この2LDKにはリビングと寝室の間にサービスルームと呼ばれる、1畳分くらいの空間が設けられていて、ちょっとした書斎やSOHOスペースとして利用できる。これは近年の流行で、賃貸情報サイトではサービスルームの頭文字を付けて「2SLDK」と表記するケースもある。

屋内のほぼすべての壁面にコンセンントプラグの差込口があるのは402号室も同様だが、サービスルームの机の左後ろにある壁には有線LANのコネクタが5つもあって驚いた。

寝室にはセミダブルのベッドが置かれている。キッチンの水栓やお風呂のシャワーヘッドは手元で水が止められるタイプになっていて、こうした小さなアイテムの交換にも対応しているそうだ。玄関には人感センサーが設置されており、人が入ると自動で点灯し、いなくなると自動で消灯する。これも省エネ基準に貢献している部分となっている。

都心のマンションらしい広すぎない間取りで、もっと時間があれば細かな工夫を1つひとつ見られたのではないかとワクワクする住心地の良さそうな部屋だった。

○「東京ゼロエミ住宅」の最高ランクをクリアする"エコ"な家

多層階住宅「ビューノ」の見学風景を先にお見せしたが、これだけでは高断熱の仕様や住宅構造などがわかりにくいだろう。「ビューノ」がさらに進化を遂げ、今回発売された「NEWビューノ」の特徴について、市場動向や開発背景などを踏まえて解説したい。

パナソニック ホームズは、2011年に工業化住宅「ビューノ」を発売し、2017年にはビューノを9階建までの建築に対応させた。累計販売棟数は2023年度で約5,600棟を達成し、2023年度の新築請負における特建事業(併用住宅・賃貸住宅・非住宅)の売上高構成比は、53%を実現するなど、事業を着実に成長させてきた。

一方、都心部では新築マンションの価格が高騰している。単身世帯や少人数世帯の増加もあり、世帯年収1,400万円から7,000万円前後のパワーカップルや若年層のファミリーには、戸建てやマンションの購入よりも賃貸住宅への入居希望が増加する傾向にある。

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