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ゆりやん、40kg増で挑んだ「極悪女王」でエンタメへの情熱さらに強く 世界的スター目指し渡米へ「売れまくりたい」

マイナビニュース / 2024年9月12日 6時30分

また、ダンプ役を通じて「お芝居のやりがいを非常に感じました」と言い、「自分の殻を破れた」とも語る。

「今まで出したことのなかった感情をさらけ出すことができるようになったのは非常に財産になりましたし、自信になったと思います。ただ、本当に1人ではできなかったことだなと感じていて、撮影はもちろん、体作りやメンタル的なところも、1人だったらくじけてしまうところを皆さんにサポートしてもらってできたので、本当に感謝していますし、人のありがたみをものすごく感じました」

●役者や監督業にも意欲「やりたいこと何でもやってビッグスターに」

自身に大きな影響を与えた本作。9月19日に配信を迎えるが、世界中の人たちに見てもらいたいと期待している。

「世界に配信されるというのがうれしいです。12月にアメリカに拠点を移したら、Netflixの『極悪女王』の画面を見せて『This is me!』と売り込んでいくつもりです(笑)」

12月からアメリカで新生活が始まる。目指すは「世界的な大スター」だ。

「ハリウッドに住んで、素敵な家で朝食を作って、ジムに行って、カフェに行って、そのままオーディションを受けに行ったりして、ハリウッドスターになって売れまくって、アカデミー賞も受賞して、テレビにも映画にもコマーシャルにも出て、セレブになりたいと思っています(笑)」

映画監督デビューも発表されているゆりやん。テレビ番組で「映画監督になりたい」と発言したら、それを見ていたK2 Picturesの高橋大典プロデューサーから声がかかったという。

「極悪女王」で白石和彌監督らの姿を目の当たりにし、「私はなんと軽々しく『映画監督をやりたい』と言ったんだろう」と反省するも、目指す監督像も見えてきたと語る。

「白石監督も茂木(克仁)監督も現場でおっしゃることがとても面白くて、しかも笑いながら言ってくれるので楽しくて、監督に喜んでもらいたいという気持ちがすごく強くなりました。なので私も俳優さんが笑ってくれるような演出ができるような監督になれたら。恐れ多いですけど、白石監督や茂木監督の背中を追いかけていきたいです」

お笑い、役者、監督と幅広い活躍が期待されるが、特にどの分野においてスターになりたいのか尋ねると、「すべて団子にして、やりたいこと何でもやっちゃって、ゆりやんレトリィバァとしてビッグスターになりたいです」と笑顔全開でコメント。「『極悪女王』を経験し、エンターテインメントに対する情熱は間違いなく、強く、分厚くなりました」と目を輝かせていた。

■ゆりやんレトリィバァ
1990年11月1日生まれ、奈良県出身。関西大学4年生のときに、NSC(吉本総合芸能学院)大阪校の35期生として入学し、首席で卒業。2017年に「第47回NHK上方漫才コンテスト」で女性ピン芸人初の優勝を果たし、同年、第1回『女芸人No.1決定戦 THE W』でも優勝。2019年にはアメリカのオーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』に出場し、米国旗柄の水着を着て手首を回すダンスで世界から注目される。『R-1グランプリ2021』では初優勝。2023年にはラッパーとしてもデビュー。お笑いの活動のみならず、マルチに活躍している。

ヘアメイク:星野加奈子 スタイリスト:伊藤ミカ ジャケット、パンツ/ともにアレキサンダーワン ピアス、ネックレス、ゴールドリング/以上全てアンダー ザ ローズ ブーツ/ALM. その他/スタイリスト私物
(酒井青子)



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