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eve autonomyが羽田新オフィスを開設 - 自動搬送車両のデモ走行も披露

マイナビニュース / 2024年9月13日 15時51分

なおeve autoでは、車両の提供やソフトウェアのアップデートに加え、運用に必要となるオペレーションツールやアフターサポート、そして定期メンテナンスサービスなども包括的に提供。さらに自動運転車両特有のリスクに備える保険サービスも含め、充実したサービス体系が用意されているとしている。

●新オフィス開設で認知拡大と人材確保を狙う
○顧客アクセス向上と社内人材確保へ羽田に新拠点を設立

さまざまな産業において自動化が推進される中、星野CEOは、「今はまだ屋外搬送の自動化をターゲットとした競合はほぼいないと言えるが、近いうちに間違いなく屋外搬送が自動化されることが“当たり前”の時代が来ると思っている」とする。そしてここ2年間では、サービスの認知拡大や導入数の増加を目標としてきたeve autonomyのスローガンとして、「2020年代のどこかでeve autoが屋外自動搬送の代名詞になること」を掲げた。

現在では、自動車メーカーや物流現場、化学・エネルギー企業の現場など、全国約40拠点でおよそ60台の車両が稼働しているというeve auto。そして今後の認知拡大や人材獲得、さらには事業の拡大に向けて、今回の羽田新オフィス開所を決定したとしている。

従来eve autonomyは、実際に車両が稼働するヤマハ発動機の浜北工場を見学するか、車両を貸し出し自社施設で試すことができる体験サービスが用意されていたとのこと。また2024年8月からは、静岡県磐田市の本社倉庫内に「竜洋ショールーム」を開設し、顧客向けのデモンストレーションの場として活用しているとする。

そして今般、国内外からのアクセスが良い場所にデモンストレーションの場を作るという狙いから、羽田空港に隣接した羽田イノベーションシティに新たな拠点を開所。新オフィスには執務エリアや来客用ミーティングエリアに加え、車両の展示エリアやメカニックエリアも用意されているといい、顧客が実物に触れる機会の創出につなげていくとした。

また加えて、首都圏の優秀な人材を獲得したり、首都圏で働くメンバーの拠点として業務効率化に貢献したりと、人材戦略の意味でも大きな意味を持つという新オフィス。「すべての『働く』に彩りを」というビジョンを掲げるeve autonomyの想いを込めた場所になっているという。
○自動走行のデモンストレーションも実施

また開所式に際して、羽田新オフィス周辺での屋外自動走行のデモンストレーションも行われた。今回は、事前に設定されたルートを車両が走行し、途中の障害物やゲートに差し掛かった際には停止・再発進する、という形式で行われた。

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