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ispaceが「RESILIENCE」ランダーを報道公開、月面に“家”を建てるペイロードも

マイナビニュース / 2024年9月17日 6時45分

ムーンハウスは、幅110mm、高さ86mm、奥行き64mmという手のひらに乗るサイズ。屋根部分がTENACIOUSに繋がっており、月面で固定を解除して投下する仕組みだ。

月面にこの小さな家を建てるためには、まずランダーが着陸に成功し、さらにローバーを投下して月面走行にも成功する必要がある。可愛らしい見た目とは裏腹に、難易度としてはかなり激辛なミッションとなるが、撮影まで成功すれば、歴史に残るような印象的な1枚になるかもしれない。

ぜひ“ちゃんとした姿勢”での着陸成功を

もしispaceのミッション1が成功していれば、日本初・民間初の月面着陸となるはずだったが、今年に入ってから、日本初はJAXAの「SLIM」が、民間初は米Intuitive Machinesの「Nova-C」が達成している。ただ、SLIMは逆立ち、Nova-Cは転倒しており、完璧ではなかった。日本初・民間初の「正しい姿勢での月面着陸」はまだ残っている。

同社代表取締役CEOの袴田武史氏は以前より、「最初のグループにいることは重要だが、一番にはこだわっていない」と述べている。同社が目指すのは月輸送ビジネスの確立であって、一番乗りすることではないので、これは完全に本心なのだろうが、外野の宇宙ファンとしては、そのあたりも楽しみつつ、RESILIENCEの着陸成功を期待したいと思う。
(大塚実)



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