10年間の集大成「Apple Watch Series 10」 使って分かった“3つの頼もしさ”
マイナビニュース / 2024年9月17日 21時0分
Apple Watchは、手首に装着するウェアラブルデバイスなので、斜めから画面を見る機会がとても多くあります。ふとした瞬間、ウォッチの画面に目線を落とすと必要な情報がパッと目に入る心地よさがSeries 10の特徴です。
お風呂に入っている間に充電完了
「スマートウォッチは充電する手間が面倒くさいから欲しくない」という声を、筆者はいまだに周囲から聞きます。Apple Watchも毎日充電した方がよいデジタルガジェットですが、お風呂に入ってリラックスしている間の30分間、または朝の身支度の30分間などに、ほぼ1日中使えるだけのバッテリーが高速チャージできれば、充電の手間は気にならないはずです。
最新のSeries 10は専用の充電器を使うと、約30分で80%のバッテリーがチャージできます。筆者も、アップル純正の30W USB電源アダプタを使って試しました。ウォッチの充電残量が14%の状態から84%に回復するまでの時間は、ほぼ30分間でした。そのまま10分ほどチャージを続けたら満充電になりました。
「そうじゃなくて、腕時計を毎日チャージすること自体が手間なんだよ」という方の言い分もよく分かります。私も、Apple Watchを買うまではそう考えていました。
でも、スマホを毎日充電することってそんなに手間ですか? スマートウォッチも、少しの間使い続けると充電する習慣が身に付いて、手間だったことが苦にならなくなります。それよりも、iPhoneに届いているメールやメッセージの通知をウォッチで素速く確認できたり、心拍の状態や血中酸素ウェルネスをウォッチでいつでも簡単に測れることの「メリットの方が大きい」ことを実感するからです。
「装着感が向上した」「画面が見やすくなった」「高速充電がさらに速くなった」、Apple Watch Series 10がスマートウォッチ入門に最適なApple Watchであることを、筆者は強くプッシュしたいと思います。
もちろん、以前からApple Watchを使っているユーザーにとっても、Series 10は「買い替えたくなる魅力」を満載しています。
一番は、やはり大きくなった画面サイズでしょうか。筆者の手元にあるSeries 2とSeries 6を並べてみると、差は歴然です。Series 6は、ソフトウェアキーボードも使えなかったモデルでした。Series 6以前のモデルからSeries 10に買い換えを検討されている方は、メールやメッセージをApple Watchだけで軽快に返信できることにとても感動するはずです。
Apple Watch初、輝くアルミニウムのカラバリ「ジェットブラック」
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