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中堅芸人からベテランMCへ、金土23時台にアニメ枠集中、クイズ番組また減少…10月改編動向

マイナビニュース / 2024年9月18日 14時11分

一方、他局同士で同ジャンルがぶつかるのが、火曜21時。フジが金曜21時から連ドラ枠を移動して『オクラ~迷宮入り事件捜査~』をスタートさせることで、テレ朝の『民王R』と真裏同士の勝負となる。GP帯で民放の連ドラ枠が重なるのは、日テレとフジの水曜22時以来、半年ぶりだ。

●松本人志レギュラー番組はすべて継続
週刊文春との裁判に注力するためとして、今年1月から芸能活動を休止している松本人志のレギュラー番組は、すべて継続。このうち、『人志松本の酒のツマミになる話』(フジ)はセンター席に大悟が座って『酒のツマミになる話』に、『まつもtoなかい』(同)は二宮和也→ムロツヨシと代役がリレーされて『だれかtoなかい』に改題している。

松本がアンバサダーを務めていた5月の『THE SECOND~漫才トーナメント~2024』(フジ)は、くりぃむしちゅー・有田哲平が「ハイパーゼネラルマネージャー」、博多華丸・大吉が「スペシャルサポーター」として参加して、その役割をカバーした。今後、これまで全大会に出演して長年審査員を務めてきた『キングオブコント2024』(TBS)は、10月12日に決勝生放送が控えており、どのような対応がとられるのか注目が集まる。
○「個人・コア3冠再目標化」「オールターゲット」「LTV40-59」「共視聴」

番組の評価数値が多様化する中、各局で様々な重点指標が掲げられている。今回は、どのような意識のもとで改編を行っているのか。

今年春に編成戦略目標を「個人全体視聴率・コアターゲット視聴率両方3冠」から「コア」に振り切った日テレは、これを見直し、再び「個人全体視聴率・コアターゲット視聴率両方3冠」に戻す。4月クールでコア・個人全体共に「大変厳しい結果」(江成部長)だったことを踏まえ、「それぞれの番組が、自分たちのカラーを生かしながら面白さを追求し、多くの視聴者の支持を得るという本来の姿を取り戻す」と意気込む。さらに、“配信から地上波への回帰・送客”を促進する方針を示した。

23年度に2年連続の個人全体視聴率2冠(全日・プライム)と、世帯3冠(全日・ゴールデン・プライム)を獲得したテレ朝は「オールターゲット戦略でファミリー層に加え、あらゆる世代のニーズに応えるタイムテーブルを追求」。朝の情報番組『グッド!モーニング』ブランドを週7日の完全ベルト編成にする一方、こちらは週7日編成してきた夜の“ステーション”ブランド『サンデーステーション』から『有働タイムズ』に改編し、日曜の強化を図っている。

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