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三菱とヤマハが音響でタッグ? 改良型「アウトランダー」の試聴会に潜入

マイナビニュース / 2024年10月10日 11時30分

画像提供:マイナビニュース

三菱自動車工業が「アウトランダー」のマイナーチェンジモデルに関するイベントを「女神の森」(山梨県北杜市)で開催すると聞いたので、てっきりプロトタイプの「試乗会」かと思っていたのだが、実際は撮影会およびオーディオ「試聴会」だった。何を聴かせたいのか。参加してきた。

高級カーオーディオ搭載モデルを振り返る

高級カーオーディオをメーカーの純正やオプションで用意し始めたのは、1980年代後半のバブル景気の頃にデビューしたクルマあたりではないだろうか。その頃、筆者がまず憧れたのが、超高級カセットデッキで有名な「ナカミチ」が作るカーオーディオを搭載したトヨタ自動車の初代「セルシオ」(1990年)とレクサス「LS400」だった。

クルマはもとより、自宅用のデッキとしても買えるわけのない代物ではあったけれども、とにかく、「どんな音がするんだろう」と思った記憶がある。ちなみに、ナカミチのオーディオ「CD-500」は現在、筆者が所有する2台のクルマに取り付けている。

マサチューセッツ工科大学のボーズ博士が設立した(この響きだけでやられた……)米国の音響メーカー「BOSE」も、筆者の好きなブランドだ。近年ではノイズキャンセリング技術が際立っているけれども、当時は長い管を使って重低音を出す「アコースティックウェイブガイド」が売りだった。

筆者もこの技術を採用したホームオーディオ「AWM」(Accoustic Wave Music System)を所有していたのだが、なんと、これを搭載するクルマもあったのだ。それは1991年にマツダが発売した13Bロータリー搭載スポーツカー「RX-7」(FD3S型)で、ウーハーユニットとして長さ2.7mものクネクネとした管(=アコースティックウェイブガイド)が車内に取り付けられていたという。

BOSEは現在も数多くの自動車メーカーが採用している。例えば日産自動車「ノートオーラ」のパーソナルプラスサウンドシステムは、シートのヘッドレスト内に各2個の6cmスピーカーを内蔵するユニークなシステムだ。アウトランダーの現行モデルも、BOSEの9スピーカープレミアムサウンドシステムを搭載している。

その他のメーカーでは、レクサスが米国のマークレビンソン、BMWとスバルは米国のハーマンカードン、アウディ、ベントレー、ランボルギーニは北欧デンマークのバング&オルフセン、メルセデス・ベンツはドイツのブルメスター、フォルクスワーゲンはドイツのディナウディオ、アストンマーティンは英国のリン、DSやルノーはフランスのフォーカル、ボルボは英国のバウアース&ウィルキンス(EX90が搭載するアビーロード・スタジオモードにはちょっと興味がある)を採用するなど、さまざまな組み合わせがある。
マイチェン版アウトランダーはヤマハ製オーディオを採用!

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