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【ミニレビュー付き】“ながら聴き”ambieイヤホンに新型「AM-TW02」登場、さっそく使った

マイナビニュース / 2024年9月26日 18時55分

このように、AM-TW02は“ライフスタイルに寄り添う”デザインに仕上げること、「身につけていることを忘れるようなプロダクト」であることをあえて指向して作られたことがうかがえる。オーディオ製品やガジェットが好きな人だけでなく、そういったものに詳しくない向きも含めて、より幅広い層をターゲットにしていくのだろう。

○音を聴き、使い勝手を試す

発表会会場では、AM-TW02のサンプル機を発売に先がけて試すこともできたので、短時間ながら試用したインプレッションを最後にお届けしたい。

筆者は前世代のAM-TW01の実機に触れていないので、装着性の進化については評価できないのだが、“片手でサクッと装着できる”というAM-TW02のアピールポイントについては、確かにその通りつけやすいと感じた。

同様にイヤカフ型デザインを採用したファーウェイの完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeClip」を常用しており、こちらはブリッジ部分が細いのでAM-TW02よりもっと簡単に耳たぶに挟めるのがいいところ。ただソックスを付け替えてカラーリングを変えられる点はAM-TW02ならではのユニークなポイントで、AM-TW02もこのためにデザインをあえて01と共通化していると思われるので、単純に比較するのは難しい。

ちなみに今回試用したカラーはGreen×Indigoなのだが、AM-TW02の配色と普段使っているiPhoneの色合い(ブルーチタニウムの本体×アビス・グリーンのカバー)が偶然にも近しい雰囲気となり、Green×Indigoのカラーリングがすっかり気に入ってしまった。着せ替えソックスは着脱にコツがいるが、慣れればさほど難しくはない。

サウンドもチェック。音の数がそれほど多くない、ボーカルメインの楽曲やリラクゼーションミュージックなどに合いやすく、ポッドキャストやオーディオブックの“ながら聞き”にもうってつけといえそうだ。宇多田ヒカルのアルバム「Fantome」から『道』を選んで聞きながら帰路につくと、南青山の雑踏に彼女の声がスッとなじんで街そのもののBGMのように鳴り出し、「おお、いいじゃん」と感嘆の声が思わず口をついて出た。

音量に関しては、耳にちょうどよい半分くらいの音量であれば、雑踏の中ではほぼ音漏れを感じられないレベルだ。iPhoneで使う場合、「ヘッドフォンの安全性」に関する設定のなかにある「大きな音量を低減」がオンになっていれば、音量マックスでも耳を痛める心配はなさそう。

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