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「老眼はいつから始まる?」「老眼鏡は何歳から?」自宅で簡単にできるセルフチェック方法をメガネ専門チェーンが解説

マイナビニュース / 2024年10月1日 8時42分

画像提供:マイナビニュース

ビジョンメガネは9月26日、「老眼」に関するイメージ調査の結果を発表した。調査は40~60代の男女106人を対象に行われた。併せて、1級眼鏡作製技能士による老眼対策やセルフチェック方法についても紹介している。
○40代の約7割が「老眼鏡をかけることに抵抗」

今回の調査により、40代の約7割が「老眼鏡をかけることに抵抗がある」ことが分かった。目の負担が軽減できることは意識している一方、「老人のものという印象」(40.5%)、「おしゃれなものが少ない」(37.8%)といった、ネガティブな印象があがっている。また、男女別でみると、男性の方が「できれば気づかれたくない」(20.75%)と感じている傾向が高いこともわかった。

○目の老化現象「老眼」とは?

「老眼=老視」は、年齢とともに近くのものが見えづらくなる目の状態のことを言う。目にはレンズの役割をする水晶体があり、その周辺にある毛様体筋と呼ばれる筋肉(調節力)が緩んだり、引き締まって縮んだりすることによって、水晶体の厚みを変えピントを調節する。老眼は、加齢とともに水晶体の弾力と毛様体筋の働きが低下することで、十分に水晶体の厚さを変えることができなくなり、近くのものが見えにくくなったり、近くから遠くへのピント合わせに時間がかかったりする“目の老化現象”。平均的に、45歳前後から自覚症状が出てくることが多いとされている。

国家検定資格1級「眼鏡作製技能士」の小倉正道氏は、「老眼は、加齢に伴う自然な現象のため、完全に予防することはできないと言われています。まだ見えるから、自分はまだ若いからと、見えにくい状態を続けていると、目に負担がかかり、疲れを感じやすくなるほか、肩こりや頭痛の原因にもなります」と話す。

小倉氏によると、スマホを持つ手を顔から離し、眉間にシワを寄せながら画面を見たり、手元を見る時に眼鏡をおでこに上げる仕草は、かえって老けて見える原因にもなるという。手元が見えにくくなったなと感じたら、我慢せずに老眼鏡や遠近両用眼鏡を利用するよう、小倉氏は勧めている。

○老眼はいつから始まる?

ヒトの目の機能は、10歳を過ぎたあたりから少しずつ低下していくので、小学生からすでに老眼へのカウントダウンは始まっているという。老眼の症状の1つとして、目の「近点距離の変化」が挙げられる。近点距離とは、近視や乱視などの「屈折異常」がない状態(眼鏡やコンタクトレンズで矯正した状態)でピントを合わせることができる、目から最も近い位置のこと。

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