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「老眼はいつから始まる?」「老眼鏡は何歳から?」自宅で簡単にできるセルフチェック方法をメガネ専門チェーンが解説

マイナビニュース / 2024年10月1日 8時42分

個人差はあるが、近点距離は30歳では目から14センチ前後、40歳では22センチ前後とされている。老眼になると、近点距離が目から遠ざかっていくので、45歳前後から「近くの物が見えにくくなった」「スマホの画面を遠くに離すと見やすくなる」といった自覚症状が出始める。最近は、スマートフォンやPC作業が増え、手元の距離を見る時間が多くなったこともあり、30代前半から遠近両用レンズを使い始める人もいるという。

○以前より物が見えにくくなっただけであれば、放っておいても良い?

老眼の症状が出ると、細かい文字や数字がパッと読めなくなるため、読み間違いや見間違いが発生したり、ピントが合わないことにストレスを感じるようになる。また目の老化は、動体視力や距離を把握する深視力など、様々な視覚機能に支障をきたすため、交通事故や交通違反の発生リスクを高める可能性も考えられる。加えて、目はどうにかピントを合わせようと頑張るので、筋肉にかなり負担がかかる。その状態が長く続くと、頭痛や肩こり、吐き気などの症状が現れ、日常生活に支障をきたす恐れもあるため、早めに対処する必要がある。
○自宅で簡単に出来る"老眼のセルフチェック方法"

老眼かを正確に知るためには視力測定が必要だが、指先を使って簡単にチェックする方法もある。人差し指の腹の方を顔のすぐ近くに置き、そこから指をどんどん遠ざけていく。指紋がくっきりと見えるところ(ピントが合うところ)で動きを止め、目からの距離を測ると、自分の「近点距離」を知ることができる。近点距離が30センチ以上で、小さい文字を読む際に文字がぼやけたり、夕方や照明が暗いと物が見えにくくなる、スマホの文字を打ち間違えることが日常的に起こる場合、老眼が進行している可能性が高いという。

○老眼対策用眼鏡には、どんな種類がある?

何をどう見たいかで、選ぶべき眼鏡が変わる。老眼鏡は手元にピントが合うように設計してあるので、手元の視界はクリアだが、遠くはぼやけて見えるため、近くを見る時以外は眼鏡を外す必要がある。一方で、1枚のレンズに異なる度数を入れた累進レンズを使えば、眼鏡をかけ替えることなく、視線の動きで様々な距離を見ることができる。

累進レンズには、遠くの距離から近くの距離までピントを合わせることができ、主に遠くの見えやすさと視野を広くする「遠近両用レンズ」、50~70cmに素早く楽にピントが合い、中間距離の視野の広さを重視した「中近両用レンズ」、手元から身の回りといった近くを重視した「近々両用レンズ」の3種類がある。ひと昔前は、度の切り替え位置が見て分かるものもあったが、最近はレンズ性能が進化しているので、見た目には普通の眼鏡と変わらないという。見る距離によって眼鏡をかけ替える必要がないので、老眼だと気付かれたくない人に向いているそう。

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