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エンタープライズIT新潮流 第35回 エンジニアのためのBlog作成の簡単アプローチ

マイナビニュース / 2024年9月30日 13時0分

こうして構造さえ決まってしまえば、後はそれぞれのセクションの詳細を記載すればよいのです。Blogですから、それぞれのセクションではせいぜい3~5行程度書けば済みます。この場合、△の数字は奇数がよいと言われており、Blogは3つくらいが妥当だと考えます。こうすることで、見出しも何が言いたいのかも、より具体的になりますよね。見出しにこのような数字を使わなくても、説明文の流れは構造を意識しましょう。そうすることでライティングが容易になり、読者も理解しやすくなります。

その他のヒントとしても、以下があります。
•一文に詰め込まない。"しかし"や"そして"で二文をつながない
•セクション間に空行を入れて、塊を明確にする。空行は目の休み場所になる
•難しい表現や言葉をなるべく使わない。専門用語はできるだけ解説する。親戚の叔父さんに説明するつもりで書く
•漢字とひらがなのバランスをとる。漢字が多すぎると見た目が固くなる
•複数の要素がある場合は、"以下"で説明するとして、箇条書きにする

また、構造を意識して作るためには、Microsoft Wordの「アウトライン」を使うと効果です。PowerPointように全体の構造から文書を簡単に作ることができます。Wordのメニューの「表示」から選択します。

以上のように、作成前に構造をしっかり作り上げ、作業を細分化して、それぞれを仕上げていくことで、良いBlogを比較的簡単に作成できます。ぜひトライしてみてください。

北川裕康 キタガワヒロヤス 35年以上にわたりB to BのITビジネスに関わり、マイクロソフト、シスコシステムズ、SAS Institute、Workday、Infor、IFS などのグローバル企業で、マーケティング、戦略&オペレーションなどで執行役員などを歴任。現在は、独立して経営・マーケティングのコンサルティングサービスを提供しながら、AI insideの Chief Product Officer(CPO)を担当。大学は計算機科学を専攻して、富士通とDECにおいてソフトウェア技術者の経験もあり、ITにも精通している。前データサイエンティスト協会理事。マーケティング、テクノロジー、ビジネス戦略、人材育成に興味をもち、学習して、仕事で実践。書くことが1つの趣味で、連載や寄稿多数あり。 この著者の記事一覧はこちら
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