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10月から住宅ローン変動金利が上昇、気になる影響と対策を専門家に聞く

マイナビニュース / 2024年10月1日 13時17分

日本はデフレ時代が長く続きましたが、デフレ思考からインフレ思考に頭を切り替える必要があります。
○新規借り入れのポイントは比較検討&借りすぎない

――これから住宅ローンを借りる予定の人ができる対策はありますか?

まずは、借りる前にしっかりとローンを比較検討することです。長期高額の借り入れである住宅ローンは、わずか0.1%の金利の差でも返済額に大きな差が出てくることをしっかりと理解しておかなければなりません。

ただし、単純に一番金利の低い銀行を選べばいいわけではありません。民間金融機関の住宅ローンは団信(団体信用生命保険)の契約とセットになっているため、審査が通る中から、金利と団信の経済条件が最も有利な銀行を選ぶことが住宅ローン選びのポイントです。

当然のことながら、借りすぎに注意することも大切です。一般的な住宅ローンの借り入れ額の目安は年収の5倍、最大でも7倍です。ただし、東京都心の優良物件を購入して、不動産の値上がり益を得たい場合はこの限りではありません。不動産は高額物件ほど値崩れしにくい傾向があるため、値上がり益を重視する場合には、相応のリスクを取ることも必要になってきます。

――住宅購入の目的によって予算上限が変わることもあるのですね。

はい。年収の5倍~7倍というのはあくまでも目安にしかすぎません。日々の支出は家族構成等によっても変わってくるので、自分の家計で年収の5倍、あるいは7倍の住宅ローンを組んだときの収支をチェックすることが大切です。年収の7倍のローンを組んだら家族旅行もままならなくなるような場合は、年収倍率を下げたほうがいいかもしれませんよね。「年収の〇倍」といった数字だけに惑わされず、住宅購入の目的や自分たちが望むライフスタイルを明確にして、家族でよく話し合って決めることをおすすめします。

『モゲチェック』では2024年10月の1カ月間限定で、『モゲチェック』限定の優遇金利0.29%(変動金利)のキャンペーンを実施します。銀行に直接申し込むよりも安い金利ですので、こうしたオトクなキャンペーンも活用しながら、後悔のない住宅ローン選びをしていただきたいですね。

○塩澤崇(しおざわ・たかし)/株式会社MFS 取締役COO
2006年に東京大学大学院情報理工学系研究科修了後、モルガン・スタンレー証券株式会社にて住宅ローン証券化ビジネスに参画。モーゲージバンクの設立やマーケティング戦略立案、当局対応を担当。2009年、ボストン・コンサルティング・グループで、メガバンク・証券・生保の国内営業戦略・アジア進出ロードマップ等の経営コンサルティングに従事した後、2015年9月より現職。
(春奈)



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