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世界の富裕層はどこに移り住むのか、人気の移住先を調べてみた

マイナビニュース / 2024年10月1日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

富裕層はずっと1つの国や地域に住むとは限らず、移住する人も多いようです。富裕層の移住先として多く選ばれているのはどの国なのでしょうか。今回はヘンリー&パートナーズ社が発表した、富裕層の移住先ランキングを紹介します。

○富裕層の移住先ランキング(純流入数の予想)

英国コンサルティング会社「ヘンリー&パートナーズ」が2024年に発表した、富裕層の移住先のランキングを紹介します。2024年に予測される、富裕層の純流入数でのランキングを表したものです。

1位はアラブ首長国連邦で+6,700人、2位はアメリカで+3,800人、3位はシンガポールで+3,500人という結果になりました。

○移住先として人気の国についての考察

ランキングで上位に入った国について、富裕層から支持されているポイントを解説します。
○1位:アラブ首長国連邦

アラブ首長国連邦は7つの首長国から構成される国家で、大都市のドバイが有名です。アラブ首長国連邦は富裕層の受け入れに積極的であり、各種の税金を優遇される点が富裕層を引き付けています。

特にインド・中東・ロシア・アフリカの富裕層に人気があり、2024年にはさらにイギリスやEUからの流入増も予測されています。
○2位:アメリカ

アメリカには、世界の最先端のテクノロジー企業が集まっています。中でもフロリダは世界の富裕層の引退先の1つとして注目されている地域です。

相続税の控除額も10億円と大きく、共通語が英語という点も人気のポイントです。
○3位:シンガポール

シンガポールはビジネスに最適な地域の1つであり、教育・医療・治安も高水準です。富裕層に人気の移住先として、常に上位に位置しています。

シンガポールでは原則としてキャピタルゲインに課税されないことから、世界で最も急速に成長しているファミリーオフィスの中心地でもあります。

気候が比較的温暖で暮らしやすい点も、富裕層に支持されています。
○4位:カナダ

カナダは、特にヨーロッパやアジアからの富裕層の移住先として人気があります。トロントやバンクーバーなどの都市が主な移住先です。

生活水準や医療水準、教育水準などが高いこと、大自然が豊富なことも人気の理由です。
○5位:オーストラリア

オーストラリアは富裕層の移住先として定番の人気があり、これまで毎年5,000人以上の富裕層の純流入がありました。しかし2024年の予測は+2,500人であり、ピークを下回っています。

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