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「テラスカイの歴史はクラウドの歴史」 - 「TerraSkyDay 2024」を開催

マイナビニュース / 2024年10月4日 5時0分

画像提供:マイナビニュース

テラスカイは10月3日、都内で年次カンファレンス「TerraSkyDay 2024」を開催した。会場には約2100人が来場、本稿では同社 代表取締役 CEO 社長執行役員の佐藤秀哉氏によるキーノートを紹介する。
アクセンチュアを抜いてSalesforceの認定資格者数は国内トップに

佐藤氏は登壇するなり「当社は2006年に創業し、テラスカイの歴史はクラウドの歴史だ」と宣言し、現在のグループ会社は13社を数え、うち3社が上場している。テラスカイ本体は2015年に旧東証マザーズ(現・東証グロース市場)、2019年に旧東証一部(現・プライム市場)にそれぞれ上場し、2024年にプライム市場に移行した。2025年の売上高は240億円を計画している。

テラスカイと言えば国内屈指のSalesforce(セールスフォース)のインテグレーターと言っても過言ではないだろう。

それを示すように、国内ではテラスカイとNTTデータのみがSalesforceの最上位パートナー「SUMMIT」となっている。ただ、Salesforceだけではない。グループ会社のBeeXはAWS(Amazon Web Service)のプレミアティアサービスパートナー、Google Cloudのプレミアパートナー、Microsoft Azureのソリューションパートナー、SAPのシルバーパートナーだ。

また、同社のエンジニアは各サービスの資格を多く保有し、Salesforceに限れば今年4月にアクセンチュアを抜いて日本で1番多くの資格を保有している企業となった。

創業時は5人でスタートした同社だが、現在の従業員数は1600人以上となり、これまでの変遷を佐藤氏は振り返っていた。そして、同氏は「現在地としては4つのクラウドをワンストップで提供できることを目指して会社を作ってきた」と述べている。
テラスカイの知見を広く届けるためにNTTデータと資本業務提携

Salesforceをフックにインテグレーターとしての道のりを歩み始めた同社だが、2008年にAWSの日本法人が設立されたことを機に、2013年にグループ会社のBeeXを立ち上げた。佐藤氏は、IaaS(Infrastructure as a Service)は運用監視が必要になるため、サーバーワークスとインフラを運用監視する企業としてSky 365を2014年に設立した。

さらに、Salesforceがマーケティングオートメーションに注力する動きに追随する形で、Ruby on RailsによるWebシステム開発のCuon(クオン)を買収し、2022年にデジタルマーケティングを専業とするDiceWorks(ダイスワークス)を設立。

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