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10年前のPCから技術はどう進歩した? 実家のIvy Bridge搭載PCをIntel N100搭載ミニPCに買い替えた

マイナビニュース / 2024年10月10日 10時11分

省電力に特化した分性能が低いのか?と言われると、そんなこともありません。搭載されているのは第12世代Coreですから、省電力コアとは謳いながらもパワーはそれなり。一説には第6世代Core CPUの『Skylake』に匹敵するともいわれています。

つまり、今回筆者が経験したケースのようにIntelの旧世代Core CPUを搭載したPCからIntel N100搭載PCへ買い替える場合、パフォーマンスを維持しつつ大幅に消費電力を低減させることができるのです。
○コンパクトな筐体が特徴的なミニPC『UN100L』をチェック

前置きがすっかり長くなってしまいましたが、今回実家のデスクトップPCとして新たに選んだものは、ミニPCを精力的に展開しているMinisforumから発売されている『UN100L』。

ここまで触れてきたIntel N100を搭載したモデルで、公式サイトではメモリ8GB・SSD 256GBの下位モデルが25,580円、メモリ16GB・SSD 512GBの上位モデルが32,980円で販売されています。今回購入したのはメモリ16GB・SSD 512GBの上位モデルです。

外観はプラスチックが使われていますが、シルバー塗装が使われていて値段のわりにチープな感じはありません。USBポートが前面・背面にバランスよく配置されているので、使い勝手も良好です。

注目すべきなのは、側面にストレージ増設などに使えるmicroSDカードスロットを備えているところと、映像出力端子が計3ポート搭載されていること。ミニPCという性質上3画面を同時に出力することは多くないでしょうが、映像を出力する端子が自由に選べるというのはユーザー目線でも助かります。

特に、近年増えている「USB Type-Cケーブル1本で電源供給と映像出力を行う」タイプのモニターと組み合わせると、背面のUSB 3.2 Type-C端子とモニターを接続するだけでPCとして動かすことができるのは大きな魅力といえるでしょう。

『UN100L』に限らず、Intel N100を搭載したミニPCの多くが持つ特徴が、そのコンパクトな筐体です。UN100Lの場合サイズは約112 × 115 × 46mmで、手のひらに載せられてしまうレベル。デスク上に設置しても違和感のないサイズ感に仕上がっています。

付属品も充実していて、電源アダプター、HDMIケーブル、説明書といった基本的なアイテムに加えて、モニター裏にUN100Lを設置するためのVESAマウントアダプター、2.5インチSSD/HDDを内蔵する際に必要なネジが付属しています。

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