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上位モデルと変わらない没入感! 4万円台で買える「Meta Quest 3S」体験レポート

マイナビニュース / 2024年10月7日 19時15分

続いてMeta Quest 3Sを装着して、いくつかのMR/VRコンテンツを体験しました。

10月4日にMeta Horizonストアで公開されたばかりの『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』は、360度周囲に広がるリアルな3Dアニメーションに深く入り込める長編VRアニメです。Meta Quest 3Sの視野は水平96度/垂直90度。Meta Quest 3の水平110度/垂直96度に比べると若干狭くなっています。この日、筆者は眼鏡を装着してからMeta Quest 3Sを着けたため、コンタクトレンズや専用の「Zeni MR度付きレンズ」を装着した場合と見え方は異なると思いますが、確かに3Sの方は特に水平方向の視野が若干制限される感覚はありました。映像は明るく、解像感の違いによる画質の力不足は感じません。

この日のイベントに参加した複数の記者と一緒に、MR対応の対戦型シューティングゲーム『SPATIAL OPS』も試遊しました。武器を手に取って互いに戦うゲームですが、MRモードの表示はとてもスムーズ。ユーザーの視野が手もとや対戦相手により絞られるためか、VRアニメよりも視野の狭さは感じません。コントローラーの反応も小気味よく、他にも試遊したフィットネスアプリ『FitXR』も快適にプレイできました。

コストダウンに踏み切った影響は?

ひとつ気になったのは、専用コントローラーを使わないジェスチャー操作の反応がMeta Quest 3Sの方が若干鈍く感じられたこと。Meta Quest 3が搭載する深度センサーが省かれているためか、MRモードの際に空間に浮かぶように表示されるHorizon OSのメニュー画面にタッチした時の反応が鈍かったり、正確に反映されないことがありました。専用コントローラーに持ち替えると違和感なく操作ができます。

Meta Quest 3Sでは、搭載するレンズがフレネルレンズになりました。Meta Quest 3はパンケーキレンズです。筆者は「レンズの違い」による見え方が大きく変わる印象を持ちませんでしたが、細部の調整はなぜ行われたのでしょうか。

Meta Quest 3SのプロダクトマネージャーであるJD・ダグラス氏は「ハードウェアのコストを下げて、さらに多くのユーザーにMeta Questシリーズによるイマーシブ体験に触れてもらうことがMeta Quest 3Sを開発した一番大きな目的」だとコメントしています。

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