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上位モデルと変わらない没入感! 4万円台で買える「Meta Quest 3S」体験レポート

マイナビニュース / 2024年10月7日 19時15分

そのために、Meta Quest 3よりもコストダウンを図りながら、パーツの選択に合わせて技術を最適化してきました。「上位のMeta Quest 3と変わらない快適な体験を3Sで実現できた」というダグラス氏は、Meta Quest 3Sが若干容量の少ないバッテリーパックを搭載しながら、連続駆動時間はMeta Quest 3よりもほんの少し長くできたことについても胸を張って語りました。
Meta Quest 3がイマーシブ体験の拡大に勢いをつけた

メタが2021年に発売した「Meta Quest 2」は、MR体験に求められるパススルー表示(カメラの映像にコンテンツのデジタル表示を重ね合わせること)に対応していましたが、グレースケール表示が限界でした。Meta Quest 3では、カラー表示に対応するブレイクスルーに対応したことで「大成功を遂げた」とダグラス氏は語ります。

「発売からわずか半年で売り上げ目標を超えることができた。ユーザーの反響から、Quest 2よりもQuest 3の方がデバイスやコンテンツを繰り返し楽しんでいるという声が多く聞こえてくる。MR対応のコンテンツも増えている。例えば、擬似的な大画面で映画を観たり、バーチャル空間の中で楽器の演奏やペイントを楽しむクリエイティブなコンテンツなどが充実した。音楽など、いろんなことができている。部屋のサイズにとらわれることなく、デジタルコンテンツを伸び伸びと楽しめるMRエンタテインメントに寄せられる反響はとても大きい」(ダグラス氏)

価格がさらに手ごろになったMeta Quest 3S、どんなユーザーにおすすめなのでしょうか? ダグラス氏は、ふた通りのユーザー像が考えられると答えました。

「ひとつは、MRやイマーシブ体験に初めて触れる方だと思う。さまざまなMRコンテンツに触れていただければ、Meta Questシリーズがただゲームを遊ぶためのデバイスではなく、日々の生活に役立つものであることが実感してもらえるでしょう」

「あるいは、初代のMeta QuestやMeta Quest 2からの買い替え・買い増しを検討されている方々にもおすすめだ。実際に3Sの発表後、少し高価な上位モデルと同等のイマーシブ体験が楽しめる3Sに、既存のMeta Questシリーズのユーザーからたくさんの興味・関心の声が寄せられている」
イマーシブ体験のコンテンツも拡大中

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