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アクションカメラの盟主が変わる DJI「Osmo Action 5 Pro」レビュー

マイナビニュース / 2024年10月10日 18時0分

【装備、機能】電源オン即撮影や急速充電は便利

撮影をスピーディーに、より確実にするためのハードウエアの工夫も目を引きました。

まず便利だと感じたのが、電源オンと同時に撮影できる機能です。電源がオフの状態でも、上部の撮影ボタンを押すと電源が入るとほぼ同時に撮影が始まります。再び撮影ボタンを押せば、撮影が終わると同時に3秒後に電源が自動でオフになる仕組みも備えています。実測では、電源ボタンを押してから1秒経たずに撮影が始まるので、撮りたいと思った瞬間を逃しません。

バッテリーまわりの満足度も高いと感じます。バッテリー自体を1950mAhに大容量化しつつ省電力の設計にしたことで、フル充電にすれば4時間もの撮影が可能。炎天下の屋外で2時間ほど撮影しても、バッテリーは40%近くも残っていました。電源を入れっぱなしでも途中で止まることはなく、安定性や信頼性も申し分なし。15分の充電で2時間使える急速充電機能も備えており、ドローンなどでバッテリー技術を磨いたDJIの底力を感じました。

Osmo Action 5 Proは内蔵マイクの性能がよく、周囲の音をステレオで忠実に収録してくれますが、周囲が騒々しい状況では自身の声が聞き取りにくくなる場合も。そこで便利なのが、ワイヤレスマイク「DJI Mic 2」との連携機能。ケーブル接続の必要なく、自身の話し声を高音質で収録できます。標準でワイヤレスマイクの接続に対応する点は、自撮りやVlog用途で使いたい人に大きなメリットとなるでしょう。

本体底面には磁力でくっつくマウントを装備しており、近づけるだけでピタッとくっつき、押し込んで爪をカチッと引っかければ簡単に固定できます。GoProマウントのようにネジを回す必要がないので手間がありません。磁力は強いので、鉄のポールなどがあれば三脚なしで本体を固定できるのも便利だと感じます。

ニーズの増す縦位置撮影もしっかりサポートしています。標準で付属している本体保護用のケージには、側面に同様のマウントが用意されているので、縦位置の状態でも自撮り棒や三脚を固定できるようになります。前面にもカラーの表示パネルを搭載しており、ライブビューを見ながらの自撮りも確実にできます。

表示パネルは、前面・背面ともに有機ELになり、背面は2.5インチに大型化しました。明るい日中でも視認性が高く、角度が付いた状態でも鮮やかな表示で確認できます。撮影中や再生時にきれい!と感じられるのは、やはり気分がいいと感じます。

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