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【「マイナ保険証」の疑問】マイナンバーカードと保険証を紐づけしないとどうなる?

マイナビニュース / 2024年10月9日 10時6分

画像提供:マイナビニュース

今までの紙やカード型の保険証は、2024年12月2日から新規発行を終了します。代わりにマイナンバーカードに保険証の情報を登録した「マイナ保険証」を使用することになります。マイナンバーカードを取得していない、マイナンバーカードに保険証を紐づけていない人は、どのようにして医療機関を受診したらいいのでしょうか。

マイナ保険証が使えない人の対処法のほか、マイナ保険証に切り替える方法、マイナ保険証で受診する方法など、マイナ保険証の疑問・質問にお答えします。

「マイナ保険証」とは

「マイナ保険証」とは、マイナンバーカードを健康保険証として利用することです。初回に利用登録をすることで、マイナンバーカードを使って医療機関を受診できます。
マイナンバーカードを健康保険証として利用する方法

【ステップ1】マイナンバーカードを申請・作成する

申請方法は3つあります。
1. パソコンやスマートフォンからオンラインで申請する
2. 郵便で申請する
3. まちなかの証明写真機から申請する

【ステップ2】マイナンバーカードを健康保険証として登録

利用登録の方法は3つあります。

医療機関・薬局の受付(カードリーダー)で行う
「マイナポータル」から行う
セブン銀行ATMから行う

【ステップ3】医療機関・薬局でマイナンバーカードを用いて受付

次の手順で受付ができます。

顔認証つきカードリーダーにマイナンバーカードを置く

本人認証を行う(顔認証・暗証番号)

各種情報提供の同意選択をする

マイナ保険証のメリット

従来の保険証を廃止して、マイナ保険証による医療機関等の受診を基本とした仕組みに変わる理由は、国や医療機関、利用者にメリットがあるからです。ここでは利用者のメリットを紹介します。
1. データに基づくより良い医療が受けられる

過去に処方された薬や検診結果などを口頭で正確に伝えるのはなかなか大変です。マイナ保険証で受付し、情報提供に同意すれば、過去に処方された薬や検診結果などを医師や薬剤師にスムーズに共有できるため、その人のデータに基づいた総合的な診断や重複する投薬を避けた適切な処方を受けることができます。
2. 手続きなしで高額療養費の限度額を超える支払いが免除される

高額療養費の支給を受けるには、通常、医療機関や薬局の窓口で一旦全額を支払った後に、支給申請書を提出することで、自己負担限度額を超えた分が払い戻されます。窓口での支払いを自己負担の上限額までにするには、事前に「限度額適用認定証」を申請する必要があります。しかし、マイナ保険証を利用して、申請に必要な情報を提供することに同意すれば、「限度額適用認定証」がなくても、窓口の支払いを自己負担の上限額までとすることができます。
3. マイナポータルで確定申告時に医療費控除が簡単にできる

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