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【実機レビュー】ロジクール初のクリエイター向け片手デバイス、果たして使用感はいかほど?

マイナビニュース / 2024年10月10日 11時1分

話が逸れましたが、キーパッドのカスタマイズ画面も見てみましょう。といっても、9つのキー上に設定したい操作を直接ドラッグ&ドロップするだけで設定できるので非常に簡単です。

すでにキーに設定されている項目同士を入れ替えることもできるので、スマートフォンのホーム画面をカスタマイズするように直感的に行えます。

これらは基本設定の他に、先ほどのPremiereのように各ソフトに合わせた設定を用意することも可能です。もちろん任意のソフトに合わせて新規作成することもできるので、今回は普段使っている楽譜制作ソフト「MuseScore」用の設定を作ってみることにしました。
好きなソフトに合わせて機能を割り当ててみる

本製品はそれぞれのソフトに合わせた設定がプロファイルとして保存されているので、新たにプロファイルを作成して設定していきます。

自分自身で新規作成することはもちろん、プロファイルをインポートすることもできるようなので、環境を移行したり、他のユーザーが作成したプロファイルを共有してもらうこともできそうです。

先ほどのようにキーパッド上にショートカットキーなどの操作をドラッグ&ドロップしていくわけですが、それぞれのキーアイコン画像なども詳細に編集することができます。やろうと思えば、先ほど紹介したAdobeのソフト用の設定のように凝ったデザインにすることもできそうです。

というわけで、楽譜の制作で使用するそれぞれの音符への切り替えボタンを作成してみました。アイコン画像は「いらすとや」さんのものを使用させていただきましたが、かなりわかりやすく仕上がったのではないでしょうか!?

MuseScoreはフリーソフトでありながら自由度の高い楽譜データの作成ができることが魅力的なのですが、ショートカットキーがわかりづらかったり、そもそも日本語キーボードだとショートカットが上手く動作しなかったりと、ビミョーに使い勝手が気になるところもチラホラ……。

しかしKeypadにショートカットを設定することで、(少なくともパッと使ってみた感じは)問題なく動作させることができました。「無くてもいいけど、あると細かいストレスを解消してくれる」という使い方が、様々なソフトに対して眠っていそうです。これは使い込み甲斐がありそうだ……。

片手デバイス初心者にもオススメなコンソールだった

以上、「MX クリエイティブ コンソール」のご紹介でした。筆者はこれまで「キーボードショートカットがあれば片手デバイスなんて要らないっしょ」などと思っておりましたが、今回のレビューではそんな固定観念を見事に打ち砕かれてしまいました。

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