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Excelをノーコードで自動化しよう! パワークエリの教科書 第23回 Webページからデータを取得する方法

マイナビニュース / 2024年10月15日 11時0分

このWebページからも問題なく「Power Query エディター」にデータを取得することができた。こちらも「列名」が取得されていないが、元のWebページにも「列名」に相当する文字がないので、これは仕方のない問題といえるだろう。

不要な列を削除し、各列の「列名」を自分で入力してからExcelに出力する。その後、テーブルの書式を調整すると、以下の図のような形でデータをExcelに取り込むことができた。

ただし、こちらのデータを自動更新することは不可となる。というのも、日付に応じてWebページのURLが変化する仕組みになっているからだ。最新の情報に更新するには、データの取得元となるURLを変更しなければならない。

念のため、その手順を紹介しておこう。「データ」タブにある「クエリと接続」をクリックし、クエリの一覧を表示する。その後、クエリ名をダブルクリックして「Power Query エディター」を起動する。

「Power Query エディター」が起動したら、「詳細エディター」をクリックし、処理内容全体のM言語を表示する。このM言語内にある「ソース = Web.BrowserContents("……")」の部分がデータ取得元のURLを指定する部分だ。

URLを書き換えてから「OK」ボタンをクリックすると、指定したURLからデータを取得しなおすことが可能となる。

このように、Webページからのデータ取得は、取得元のWebページに応じて状況が大きく変化する。問題なくデータを取得できる場合もあれば、データ表を整理するのが難しい場合もあるし、「すべて更新」では最新データに更新できない場合もある。上手に活用するには少しだけWebの知識も求められるが、気になる方は試してみるとよいだろう。
(相澤裕介)



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