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ライカカメラ搭載「Xiaomi 14T」シリーズの狙いは? - シャオミ・ジャパン大沼社長に聞く

マイナビニュース / 2024年10月12日 1時17分

大沼氏:今回思い切ったのは、「Photography-Kit」(カメラのようにズームレバーやダイヤル、シャッターボタンを備えたアクセサリー)を販売したこと。ダイヤルを回したり、レバーを操作して、カメラのように使えるというのが、ユーザーの裾野を広げる意味でも非常に大きかったですね。

安達氏:実際に通信機能付きカメラとしてお使いいただいているユーザーさんも多くいらっしゃって、新しいスマートフォンであり、カメラの可能性をご提案できたんじゃないかなと思います。一方で、メインの端末として使うには、いろいろと足りないところもありました。

大沼氏:私も「Xiaomi 14 Ultra」を使っていますが、たとえばおサイフケータイが使えないというのも、そのひとつです。カメラの体験はいいんだけど、お値段も含めてもう少し身近で、生活の真ん中に置いて使えるものを……という声にお応えできるのが、今回発表した「Xiaomi 14T」シリーズだと考えています。

安達氏:「Xiaomi 14 Ultra」でお伝えできた撮影体験を、さらに多くの方に広げる役割を「Xiaomi 14T」シリーズには期待したいですね。

──「Xiaomi 14T」シリーズは、前モデルの「Xiaomi 13T」シリーズと同様に、キャリアから販売されます。そういう意味でも、さらに大きな広がりが期待されているのではないですか?

大沼氏:日本のスマートフォン市場は90%以上がキャリアさんの市場なので、その力が大きいのは事実ですし、もちろん期待もしています。ただそこに甘んじることなく、我々独自でもしっかり、お客様に体験を伝える努力をしていきたいと思っています。

──スマートフォンの体験という意味では、AI機能が昨今のトレンドになっています。今回の「Xiaomi 14T」シリーズには、様々なAI機能も搭載されていますが、これは日本でも同じ機能が使えるのでしょうか?

安達氏:はい、すべて日本語に対応しています。弊社のAIの取り組みにおいて、日本語は優先順位が高い言語になっているので、今回、どの機能もお待たせすることなく提供できたのは良かったです。さらにGoogleさんの協力で、「Gemini」や「かこって検索」もお使いいただけます。Googleさんとは「Google One メンバーシップ特典」のようなキャンペーンも含めて、かなり親密にコラボレーションをさせていただいています。

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