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ライカカメラ搭載「Xiaomi 14T」シリーズの狙いは? - シャオミ・ジャパン大沼社長に聞く

マイナビニュース / 2024年10月12日 1時17分

「Xiaomi 14T」シリーズには、ライカカメラに加えてAI、さらに急速充電という強味もあると考えています。特にソフトバンクさんでは、“神ジューデン”というのが強いですね。一方でAIについてはまだ発展途上というか、認知も含めて道半ばだと思うので、どう独自性を出していくかも大切ですが、まずは業界全体としてその便利さをしっかりお伝えできればと思っています。

○スマホから家電、雑貨まで製品ランナップを拡充する理由

──スマートフォン以外の製品についても聞かせてください。タブレットやイヤホン、スマートバンドだけでなく、テレビに生活家電、雑貨まで、今年に入って一気に製品ラインナップを広げられたという印象ですが、その理由は?

大沼氏:シャオミは世界をリードするIoTプラットフォームです。スマホを中心にいろんなデバイスがつながっていくという考えのもと、グローバルで様々な製品を手がけていて、世界ではすでに8億台のIoT製品がつながっています。そこからすると、日本はかなり遅れている。やはり国ごとのコンプライアンスがあるので、それらをひとつひとつ整理しながら製品を持ってこないといけないんですね。そういうことに対して今我々シャオミ・ジャパンの体制、本社の体制が整いつつあり、日本で出してみようという製品が増えているということ。これからもどんどん出していきたいと思っています。

安達氏:実は今回、スマートフォンを出すのは5ヵ月ぶりなんですが、そんなに久しぶりという感じがしないんじゃないかと思います。この間にもいろいろな製品を出させていただいて、ユーザー様にお知らせしたり、メディア様に取り上げていただいたことで、シャオミというブランドが常に身近に滞留しているみたいな状態ができていたからです。

スマートフォンは今、買い替えサイクルが、大体3年から4年と言われています。一旦お買い求めいただいた後、次にまた製品に触れていただくのが4年後っていうのは、ちょっと寂しい。その間にたとえば、スマートバンドを買っていただいたり、スーツケースを買っていただいたり、ロボット掃除機を買っていただいたり。いろんな製品を通じて、シャオミとつながっていていただきたい。製品ラインナップが増えたことで、そういうところが少しずつ、噛み合い始めたのかなっていうのを、Xのフォロワーさんたちを見て感じています。

大沼氏:中国では、家庭の中にシャオミ製品が3つ4つあるので、シャオミは家電メーカーというイメージを持たれています。日本でもスマートフォンだけでなく、お客様の生活の中に家電も含めて浸透していければ、まだまだのびしろはあると思っています。

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