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『光る君へ』モテ女・あかねの鮮烈藤壺デビューに視聴者最注目 第38話画面注視データを分析

マイナビニュース / 2024年10月13日 6時0分

画像提供:マイナビニュース

●宮の宣旨のはからいを堂々拒否「嫌でございます」
テレビ画面を注視していたかどうかが分かる視聴データを独自に取得・分析するREVISIOでは、6日に放送されたNHK大河ドラマ『光る君へ』(総合 毎週日曜20:00~ほか)の第38話「まぶしき闇」の視聴者分析をまとめた。

○緊張感なく「藤の花のいい香りがするわ」

最も注目されたのは20時27~28分で、注目度80.9%。平安時代を代表するモテ女・あかね(泉里香)が、彰子サロンこと藤壺で鮮烈なデビューを飾るシーンだ。

「藤壺の人気者になりそうな女房でしたら、いい人がおりますわよ」まひろ(吉高由里子)は、左大臣・藤原道長(柄本佑)に藤壺に仕える新しい女房にある女性を推挙した。藤壺に新しい風を吹かせたい道長の要望に応えての提案である。「藤の花のいい香りがするわ」藤壺の廊下を歩きながらそう言うあかねからは緊張感のかけらも感じない。これから中宮・藤原彰子(見上愛)に初めてのお目通りだというのに。

「今日よりそなたを、和泉式部と呼ぼう」宮の宣旨は、彰子とその女房たちが一堂に会すると、開口一番あかねに召名を宣言した。まひろが初めて藤壺へ出仕した時と同じ光景だ。「えっ。別れた夫の官職は、嫌でございます」しかし、あかねの反応はまひろの時とは全く違った。彰子の御前で、その筆頭女房である宮の宣旨のはからいを堂々と拒否するのだから、あかねの肝の太さには全く恐れ入る。

あかねの思いがけない返答に、宮の宣旨は言葉を詰まらせた。「宮式部でお願いします。私の亡き想い人は、親王様ですので」いけしゃあしゃあとあかねが言いのける。「文句を言うでない。今日からそなたは和泉式部だ」しかし、気を取りなおした宮の宣旨は、あかねの申し出を一蹴した。あかねは思い切り不服そうな表情を浮かべたが、抵抗するのが面倒になったのか、「中宮様の御ために、精いっぱいお仕え申し上げます。どうぞ、よしなにお願いいたします」と頭を下げた。殊勝な態度である。ともあれ、あかねの出仕の挨拶は無事(?)終わった。

「藤式部があの人を呼んだのよ」左衛門の内侍(菅野莉央)は不満そうな顔でそう言うと、「私たちには才がないから?」と、となりを歩く馬中将の君(羽惟)も不快な表情を浮かべた。「才があるのを、2人でひけらかすのよ。これから」あかねという台風が、藤壺を駆け抜けようとしている。

○「あかねさま、艶やかすぎる」

注目された理由は、どんな場面でも一切の忖度をしないあかねに、視聴者の視線が「くぎづけ」になったと考えられる。

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