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『光る君へ』モテ女・あかねの鮮烈藤壺デビューに視聴者最注目 第38話画面注視データを分析

マイナビニュース / 2024年10月13日 6時0分

平安時代において呪術は人々の生活に深く根付いていた。当時の人々は目に見えない霊的な存在や力を強く信じていたのだ。呪術の中で特定の人物に悪影響を与えることを目的としたものが呪詛。嫉妬や恨みといった負の感情が、力となって敵対する相手に影響を与えると考えられていた。それだけに呪詛を行ったものは厳しく罰せられた。本来呪詛を専門としたのは陰陽師。『光る君へ』での陰陽師といえば安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)だが、彼の呪詛であれば、道長も一発で葬られていたかもしれない。

●実資に反響「かわいかった」「ずっと癒し枠で」
第38回「まぶしき闇」では1009(寛弘6)年の様子が描かれた。

今回は、権力の維持に奔走する左大臣・藤原道長を中心に物語が展開した。父・藤原兼家(段田安則)や兄・藤原道隆(井浦新)ほどあからさまな物言いではないが、父と同じ衣装を着て、家のことを一番に考えるようにと息子に薫陶を授ける道長が印象的だった。

注目度トップ3以外の見どころとしては、まひろに宣戦布告するききょうや、意外に優しい宮の宣旨。正式に結成された一条期の四納言が挙げられる。藤原実資(ロバート・秋山竜次)も大納言に昇り、権中納言に昇った道長の嫡男・藤原頼通と除目のあとに交わしたやりとりが、「今回の実資、かわいかったー!」「実資の誘いをおいおいにって断る頼道が令和っぽい」「頼道に挨拶された実資がちょっとウキウキしていて笑える」「実資さんはずっと癒し枠でいてほしい」と、ネットで大きな反応があった。

実資は癒やしキャラとしての地位も盤石のようだ。親子ほど年の差の離れた実資と頼通だが、史実でもかなり親しかったと伝わっている。鎌倉時代に記された『古事談』には、下女に手を出そうとした実資を頼道がからかったというエピソードが収録されている。実資が頼通に指南しようとした駒牽(こまひき)と射礼(じゃらい)だが、駒牽は東国からの貢物である馬を天皇に披露した後に、公卿や関連部署に分配する宮中行事で、射礼は弓の競技の1つだ。

また、8年ぶりに官職を与えられたまひろの父・藤原為時(岸谷五朗)だが、左少弁とは朝廷の庶務課の中間管理職。為時にぴったりのお役目に思える。そして、道長に危険視されフラグが立ち続ける敦康親王の姿も描かれた。

きょう13日に放送される第39回「とだえぬ絆」では、さらに追い込まれる伊周や、まひろの家族に何か異変が起こる様子が描かれる。彰子にますます強い思いを抱く敦康親王の行く末も非常に気になるところだ。次回は果たしてどのシーンが最も注目されるのか。

REVISIO 独自開発した人体認識センサー搭載の調査機器を一般家庭のテレビに設置し、「テレビの前にいる人は誰で、その人が画面をきちんと見ているか」がわかる視聴データを取得。広告主・広告会社・放送局など国内累計200社以上のクライアントに視聴分析サービスを提供している。本記事で使用した指標「注目度」は、テレビの前にいる人のうち、画面に視線を向けていた人の割合を表したもので、シーンにくぎづけになっている度合いを示す。 この著者の記事一覧はこちら
(REVISIO)



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