1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

【TGS2024】講談社ゲームクリエイターズラボで『違う星のぼくら』と『ダレとカレも』を先行プレイ

マイナビニュース / 2024年10月14日 15時54分

2つ目のゲートには、地上と地下にそれぞれオブジェクトとゲートが用意され、どちらも違った記号が描かれていた。記号をそろえようにも、オブジェクトの上部には目の前のゲートとは異なる記号ばかりが表示され、そろえることができない。

どうしたものかと悩んでいたら、相方のプレイヤーから「地上と地下で連動する記号が入れ替わっているのかも」と声をかけられ、ハッと気付かされた。そこからは地上と地下の二手に分かれて操作を進め、お互いに「どんな記号が、どの順番で描かれているのか」を口頭で説明し合い、無事にパズルを解いて両ゲートを突破することができた。

その後も、触れると電撃を浴びせられて死に至る障害物など、厄介なパズル要素が多く登場したが、「こうしてみてはどうだろうか?」とお互いにアイデアを出し合ってみたり、「こちらの画面ではこうなっている」と細やかに情報共有したり、会話をしながら楽しくゲームプレイを進められた。

体験版の最後では、キャラクター同士が互いに違った思惑を巡らせている様子が描かれており、単に協力するだけのゲームではなさそうな、不穏な空気が流れていた。しかし、筆者は短くも心躍る旅を満喫し、相方を務めてくれたプレイヤーとちょっぴり仲良くなれた気がしてうれしかった。

前作の『違う冬のぼくら』を含め、「相手がいないからプレイできない」と嘆いているプレイヤーがいたら、SNSなどを使って未知の相方を探してみるのもいいかもしれない。初対面でも、パズルを解くために自然と会話が生まれてゲームを楽しめたので、ぜひトライしてみてほしい。

クリックだけで進行する不思議な物語。『ダレとカレも』

続いてプレイした『ダレとカレも』は、ゲームクリエイターのyona氏が手がける新感覚のノベルゲームだ。色彩豊かな3Dゲームが多く展示されていたブース内で、シンプルな線と陰影だけで描かれた本作は存在感を放っていた。

しばらくゲームスタート前のプレビュー画面を眺めていたが、「ノベルゲーム」にカテゴライズされているのに、テキストはほぼ無いに等しかった。一体どんなゲームなのか、これは実際に遊んでみなければ分からないだろうと感じ、試遊に臨んだ。

本作の操作方法は、マウスの左クリックのみ。タイトル画面をクリックすると、「私はロボットではありません」という、見覚えのあるセキュリティ対策の文言が表示された。ゲーム作品にしては斬新なスタートだなと思いつつ、クリックで対応していく。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください