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医療費を節約する8つのポイント - 病院や薬局でムダな出費を抑えるコツをFPが解説

マイナビニュース / 2024年10月16日 13時32分

画像提供:マイナビニュース

物価が上がる中、少しでも安く買い物をするなどして、節約を心がけている人は多いでしょう。では、「医療費」はいかがでしょうか。実は、医療費もちょっとした心がけで抑えることができるのです。今回は、「医療費を節約するコツ8選」をFPがご紹介します。

■医療費を節約するためのキホン4つ

病気やケガで病院の外来を受診する時は、まず以下の4つのポイントを意識しましょう。
1.健康保険証を忘れずに持参する

医療機関を受診する場合、診察や検査、注射などどのような診療を受けるにしても、その行為ごとに「点数」が決められています。そして、その点数が「1点10円」で計算され、総合計の1〜3割が自己負担となります。

しかし、健康保険証を忘れて受診すると「自由診療」扱いとなり、1〜3割の自己負担が適用されません。自由診療になると、医療費を全額支払う必要があるため高額になってしまうのです。

医療費を全額支払った後、加入している健康保険に申請すれば払い戻しが受けられますが(自己負担分を除く)、手間も時間もかかってしまいます。さらに、自由診療になると病院が支払額を自由に設定できるようになるため、払い戻しを受けても、はじめから保険証を提示していた場合に比べて負担が大きくなることもあります。

そうならないためも、病院にかかる時には、保険証を必ず持参するようにしましょう。
2.かかりつけ医を持つ

病気やケガをした時、まず相談できる近所の「かかりつけ医」。かかりつけ医を持つことも、実は医療費の節約につながります。いきなり大病院を受診すると「特別料金」がかかってしまいますが、かかりつけ医に紹介状を書いてもらえば、紹介状発行料金(原則3割負担750円)で済みます。

また、持病・体質を把握したうえでの治療やアドバイスが受けられる、顔なじみの医師であれば質問や相談がしやすいなど、経済的な部分以外のメリットも得られます。
3.はしご受診を控える

「はしご受診」とは、同じ病気やケガでいくつもの医療機関を受診することです。継続して1つの医療機関にかかれば1回目は「初診料2,880円+検査料等」、2回目以降は「再診料730円」がかかりますが、再診料は初診料より安いため2回目からは医療費が抑えられます。

しかし、はしご受診をすると、医療機関を変えるたびに初診料や検査料が発生して医療費がかさんでしまいます。

また、はしご受診をすると、重複する検査をしたり、同じ効能の薬が再度処方されたりすることもあります。さらに、医療費がかさむだけでなく、身体に負担がかかり、どの治療や薬が有効だったのかわからず治療方針が確立できなくなります。

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