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2024年9月のMNOシェア調査 - 楽天モバイルが1.6ポイントシェア上昇

マイナビニュース / 2024年10月14日 9時0分

画像提供:マイナビニュース

MMD研究所は10月10日、2024年9月に実施したMNOのシェア・満足度調査の結果を発表した。ドコモ/au/ソフトバンクのメインブランドの利用は減少傾向で、楽天モバイルが1.6ポイントの増加と好調のようだ。

この調査は同社が毎年2月と9月に実施しているもので、前回調査は2024年2月に実施されている。
○メイン利用/サブ利用ともに楽天モバイルが好調

18歳~69歳の男女40,000人のうち、通信契約しているスマートフォンをもっている人のメイン/サブ(利用している人のみ)の通信サービスを聞いた結果が次のグラフだ。

MVNOの利用者分を除くと、メイン利用の通信サービスでは、上位から「docomo」27.3%、「au」15.0%、「SoftBank」10.5%と各キャリアのメインブランドが並ぶ。そして4位は「Y!mobile」10.3%で、ここまでの順位は前回と変わらない。

そして前回調査では5位が「UQ mobile」、6位が「楽天モバイル(MNO)」の順だったが、今回はこの2者の順位が逆転。5位が「楽天モバイル(MNO)」9.3%、6位が「UQ mobile」8.8%という結果になった。7位以降は「ahamo」6.0%、「povo」2.3%、「LINEMO」1.3%の順で、ここもまた前回と同じだ。

メインブランド/サブブランド/オンライン専用ブランドを足したキャリアごとの比率でいうと、NTTドコモが33.3%(前回33.9%)、KDDI(au)が26.1%(前回26.7%)、ソフトバンクが22.1%(前回22.1%)、楽天モバイルが9.3%(前回7.8%)となる。NTTドコモとKDDI(au)が若干シェアを落とし、その分(およびMVNO利用者の減少分)楽天モバイルがシェアを伸ばしている状況だ。全ブランドを合わせたMNO全体の占有率は90.7%で、前回調査から0.3ポイントの増加。

サブ利用においても楽天モバイルは好調。「docomo」22.8%に次ぐ13.3%のシェアを獲得し、前回2位の「au」12.0%を上回った。
○過去4回の推移をみると楽天モバイルの直近の好調ぶりがより明らかに

次の表は、直近4回のメイン利用の通信サービスシェアの推移をまとめたのが次の表。この表ではMVNOの利用者を母数から除いているため、各ブランドのシェアは先のグラフとは異なるものとなっている。

「楽天モバイル(MNO)」は前回調査でも0.4ポイントの伸長となっていたものの、今回調査ではその4倍の伸び幅で、この7カ月の好調ぶりがわかる。

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