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「宣伝会議」と第一三共ヘルスケアが出張授業を実施 高校生がコピーライティングを学ぶ

マイナビニュース / 2024年10月15日 15時22分

「コピーライティングはやり方を掴めば誰でもできることです。ただ、やはりコツを学んでも最初から上手くはいきません。この後、実際に広告コピーを書いてもらうときのひとつ約束としては、恥ずかしがったり照れたりするのは禁止です。自分の思いを書くって照れが生じるものなんですが、今日はその壁を乗り越えてほしいと思います」

授業の中では「そもそも」という視点を持ち、本質を考えることの大切さを伝えていたほか、言葉自体が持つ力や魅力、重要性についても解説した。
「ものは言いようって、皆さんも聞いたことあると思います。言葉を使って物事に対する光の当て方・ライティングを変えることで、人々の認識や物事の捉え方が変わる。それが日本語という言葉を扱うコピーライティングのおもしろいところだと思います」

阿部氏の講義の後、第一三共ヘルスケアの広報担当者からは生徒たちが今回取り組む課題について説明された。

第一三共グループで一般用医薬品や化粧品などのヘルスケア事業を展開する同社は、「ねこいちさん」のYouTubeチャンネルを運営。日常生活で起こりがちな症状の原因や対処法を発信するなど、セルフケアの啓発に注力している。

「若いうちから正しいセルフケアの知識を身につけることは、将来の健康を守ることにもなります。今回の課題は高校生の皆さんが、ねこいちさんに言われる目線で考えていただくことがひとつのポイントです。また、ねこいちさんは語尾に『にゃ』がつくことが多いので語尾を『にゃ』にしていただければ。必須ではありませんが、ぜひご検討いただけると嬉しいです」と、ねこいちさんのセリフアイデアについてコメントした。
○■良い広告コピーを書くコツ

生徒たちは15分間ほどで思い思いに広告コピーを考えた後、10分間の休憩を挟み、授業の最後には作品のフィードバックや講評も行われた。

阿部氏は「『そもそもセルフケアって何だろう?』と考えるところが、今回皆さんお一人お一人の考え方のオリジナリティが出るところで、そこに自分なりの解釈や考えが入っていることが大事な課題でした」と述べ、「宣伝会議賞」へのエントリーに向けて最後にアドバイスを送った。

「コピーライティングにはテストみたいに点数のある世界ではなく、絶対的な正解はありません。あくまでも一人一人の解釈があるだけです。周りの意見を聞く中で磨かれていく部分もあると思いますし、時間を変えて見直したり、書くだけではなく自分で声に出してみたりすることも大事だと思います」

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