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テレビ屋の声 第91回 『この世界は1ダフル』小宮泰也氏、“テレビが一番すごい”を胸に挑む32歳 手間を惜しまず「琴線に触れる」番組に

マイナビニュース / 2024年10月16日 6時0分

画像提供:マイナビニュース

●初めての収録でビートたけしにカンペ「震えながら」
注目を集めるテレビ番組のディレクター、プロデューサー、放送作家、脚本家たちを、プロフェッショナルとしての尊敬の念を込めて“テレビ屋”と呼び、作り手の素顔を通して、番組の面白さを探っていく連載インタビュー「テレビ屋の声」。今回の“テレビ屋”は、17日にスタートするフジテレビ系バラエティ番組『この世界は1ダフル』(毎週木曜21:00~ ※初回20:00~2時間SP)で演出を務める制作会社・イーストの小宮泰也氏だ。

32歳という若さで同年代に「テレビ離れ」を感じるものの、「テレビが一番すごいコンテンツ」という思いを持って制作に臨んでいる同氏。『この世界は1ダフル』では、MCに幼なじみの渡辺翔太(Snow Man)も迎え、「琴線に触れる」VTRで初めてのゴールデン帯レギュラー演出に挑む――。

○「安心する声」でゴールデン帯に勝負

――当連載に前回登場したナレーターの服部潤さんが、小宮さんについて、「『たけしのニッポンのミカタ!』(テレビ東京)という番組にADで入ってきたのが出会いで、そんなに才能があるように見えなかったんですけど(笑)、ちょっと最近すごいです」とおっしゃっていました。

おそれ多いです。誰にバトンつないでるんだって話ですよ(笑)。自分がディレクターになって演出をやるようになってから、ご飯に行かせてもらうようになって、めちゃめちゃ良くしていただいてます。チーフADになって初めて服部さんでナレーションを録らせてもらった頃から「頑張れよ、ビッグになれよ」と声をかけていただいて。そのときはキュー(合図)をミスしまくったことを覚えています。

――『ニッポンのミカタ』の後も、いろんな番組でご一緒されているのですか?

その後はしばらく仕事をしてなかったんですけど、先輩の結婚式ビデオのナレーションを服部さんがやって、その時に「あのときの小宮か!」と3年ぶりに再会して。そこからフジテレビの『8フューチャー∞』(23年)という特番など、自分が演出になったときにお願いしています。

――そして、今回の新番組『この世界は1ダフル』でも、服部さんがナレーションを担当されていますね。

特番が金曜23時という良い枠だったので、チーフプロデューサーの堀川香奈さんと「ゴールデンを見据えた座組にしたい」と話をした時に、僕の中では服部さん一択でした。やっぱり誰もが聞いたことのある声なので、服部さんにLINEしたら「やるに決まってんだろ」と返ってきて(笑)

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