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国内でもスマホ出荷台数3位に躍進、シャオミの新製品攻勢は続く - 2024年下期新製品発表会レポート

マイナビニュース / 2024年10月15日 18時48分

大沼氏は「Daily Hero」について、スマートフォンを例に説明します。同社が今年発売した「Xiaomi 14 Ultra」は、カメラ品質やデザインなどから、メディアからもユーザーからも高い評価を受けました。しかし一方で、「より購入しやすくしてほしい」「より気軽に使えるものにしてほしい」というユーザーの声もあったそう。その声に応える“ヒーローパートナー”ともいうべきスマホは何か。その問いへの答えが、ライカ監修のカメラなどのユーザーが望む機能を搭載し、日本向けのローカライズ機能も備えた「Xiaomi 14T」シリーズだとして、大沼氏はプロダクトプランニング本部 本部長の安達晃彦氏に話を譲りました。

安達氏は「Xiaomi 14T」シリーズの機能について詳細に紹介しましたが。グローバル発表のレポートおよびファーストインプレッションや国内向け発売のニュース記事と重複する部分が多いため、ここではその内容の紹介については割愛します。

○MediaTekはシャオミとのパートナーシップでさらなるシェア拡大を期待

安達氏が「Xiaomi 14T」シリーズを紹介し、国内での販売について発表した後には、「Xiaomi 14T Pro」「Xiaomi 14T」に搭載されるチップセットを提供しているMediaTekから、メディアテックジャパン社長の栫啓介氏が登壇しました。

MediaTekは、2020年第3四半期から、グローバル市場のスマートフォン向けSoCの出荷台数でトップシェアを維持しており、直近の2024年第1四半期においては約40%シェアを持っているとのこと。国内のAndroid向けSoCでは約30%のシェアだそうで、今回発表された「Xiaomi 14T」シリーズにより、来年はさらにマーケットシェアが伸びることを期待しているといいます。

「Xiaomi 14T Pro」に搭載されるDimensity 9300+については、その特徴として「2点を記憶しておかえりいただきたい」といいます。

そのひとつめの特徴は「業界初のオールビッグコアCPU」、もうひとつは「エッジ側での生成AI機能」の搭載だと栫氏はいいます。これらにより、CPUのパフォーマンスはシングルコアで15%、マルチコアで40%向上。にもかかわらず電力消費は33%低減しています。そしてエッジ側(端末側)のNPUに生成AI機能を搭載することで、ネットワークトラフィックの負荷軽減、サーバー稼働の電力消費削減という社会実装課題の解消につながるということもモチベーションとして開発を行っているそうです。

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